桃子との再会。「磁石の法則と鏡の法則」


初めまして、マサキン・スカイウォーカーと申します。

このブログを訪れていただいて、本当に、ありがとうございます。

ストーリー仕立ての、ゆる~いOL物語で、『引き寄せの法則』を知っていただいて、『幸せな人生を楽しもう!!』 そんな感じででボチボチ書いております。笑

今、これを読んで頂いてるのも、何かの縁です。

これを機会に、『引き寄せ物語り』に興味を持っていただけたら、最高の幸せです。

どうぞよろしくお願いします。


【あらすじ】

金なし、彼なし、希望なし。
アラフィフOL、小林聡美(48)。
某企業の営業部に所属。

ひょんなことから、旧友に『引き寄せの法則』を教わり、自分の人生を変えようと、日々、孤軍奮闘、トライ&エラーを繰り返す。心が折れやすく、打たれ弱い性格の為、なかなか思うように進まないのが悩みの種。ネクラで天然、素直だけが唯一の取柄。花も恥らうアラフィフOL。笑

そんな聡美を渾身的にサポートする、ナゾ多き旧友、桃子(48)。

ピンチの聡美を助言と経験談で救う、会社の清掃員、おばさん(?)。

平社員の聡美を朝食会へ抜擢。『この世の仕組み』を丁寧に伝える、新しい上司、室井部長(56)。

3人の師匠に助けられ、聡美の人生に、すこしづつ変化が。。

さてさて、そんな聡美が、『引き寄せの法則を』使って、お金、彼、夢、そして最終的に、『幸せ』を手に入れることが出来るのか?

おちゃめな聡美のドタバタコメディー、どうぞお楽しみください。

「聡美と桃子の引き寄せ物語」スタートです。

 

 

 

引き寄せの法則を早速忘れる初日

 

ある1日。。

朝、目覚まし時計がケタタマシク鳴る。

 

「起きなきゃ。。」

 

小林 聡美(48歳 仮名) は、もぞもぞとベッドから起き出した。

 

「昨日は呑んだなぁ~」

 

昨夜は、学生時代の仲良し4人組で、久しぶりにプチ同窓会をしたのだった。

 

「ダメだ、気持ち悪い。。」

 

しかし、今日は朝一で会議があるので、ダラダラしていられない。

手早くメイクをすませ、着替えをしようと隣室に行くとき、机の脚で左足の小指を。。

 

「痛ったい!!」

 

聡美は、床に転げながら、なんてツイテない日なんだと思った。

こんな日は、ロクなことがないはず。

 

「はっ、ダメダメ!!

昨夜、桃子から引き寄せの法則を教えてもらったんだっけ。

えーっと、いつも、イイ気分でいるコト、だったっけ。

でも、今、足の指痛いし、二日酔いだし、イイ気分は無理!

とにかく、会社に行かなきゃ。」

 

聡美は、引き寄せの法則など忘れて、会社へ急いだ。

ギリギリセーフ。

そして、会議が始まった。

 

田口課長

小林君、昨日頼んでおいた資料をみんなに配ってくれ

 

ぎぇ、忘れてた、どうしよう。。

 

聡美

課長、すみません、あの、、ちょっと、、訂正箇所があって。。

 

 

「バカヤロウ!!あれほど頼んでおいたのに。」

 

「すみません。。」

 

そして会議が終了。

昼休みになり。。

 

「もう、今日は最悪!!なにが、引き寄せの法則よ!!なにが、イイ気分よ!!こっちは、マジ最低の気分。。」

 

その時、メールの着信音が。

 

「ダレ?こんな時に!あ、桃子からだ。」

 

桃子

聡美、引き寄せの法則はどう?

イイ気分、意識してる?

イイ気分が、次のイイ気分を引き寄せてくるからね。

イイ気分になれるよう、楽しいことを考えてね。

あなたの考えているコトが、未来を創るのよ

 

 

桃子ったら、なにコレ、イイ気分が3回も。。

こっちは、こんなに落ち込んでいるのに。

逆効果だっ、つーの。

 

桃子

桃子、あんたのせいで、最悪な一日よ。

朝から、足はぶつけるし、大切な仕事をポカして、みんなの前で課長に怒鳴られるし。。

イイ気分なんて、なれないわよ。

もう最低な気分。。

引き寄せなんて、ウソばっかり!

 

でも、桃子に気持ちをぶつけたら、ちょっと、おさまったかも。

 

ブブー!

 

あ、桃子からだ。

 

聡美、ごめんね。

私のせいで、気分悪くさせて。

無理しなくていいよ。

無理しても、なんにも良い事ないから。

とにかく、私が、変な事いっちゃって、本当にゴメンね。

引き寄せの法則なんて忘れてね。

 

うーん。

なんだか、悪者になった気分だ。

よく考えたら、桃子は何も悪くない。

課長も怒って当然だ。

だって、私が忘れたんだもの。

やっぱ、私ってダメな女ね。

アラフィフ、独身、彼氏なし、貯金なし、将来の見込みなし。。

なんだか、何もかも嫌になってきた!

でも、桃子には返信しておかないと。

桃子。

さっきは、ごめん。

悪いことが重なって、桃子に八つ当たりしてたわ。

桃子は、何も悪くないよ。

悪いのは私。

最悪なのは、私と言う存在よ。

ごめんね。

 

 

ブブー!

桃子、早い!

 

桃子

聡美。

今晩空いてる?

空いてたら、会おうよ。

 

 

 

結局、散々な午後の仕事を終え、桃子との待ち合わせ場所へ向かう聡美。

 

聡美 「お待たせ~桃子、今日はゴメンネ。」

 

桃子 「いいよ。こちらこそ、ごめんね、ヘンな法則の話なんかしちゃって。」

 

聡美

でも、その法則、全く関係ないよ。

私の1日が最悪だっただけ。

つーか、だいたい似たり寄ったりの毎日なのよ。

何にも良い事ないし、朝起きて会社行って、帰って寝るだけ。

私は、こうやって人生を終えるのよ。

くだらない人生ね。

あれ、これって私が引き寄せてるの?

 

桃子 「あ、その話していい?」

 

聡美 「うん、ちゃんと教えて。」

 

桃子

聡美の言う通りよ。

聡美が目の前の現実を引き寄せてるのよ、信じられないと思うけど。

イイ気分が、イイ気分を引き寄せるって言ったよね。

逆に、悪い気分は、悪い気分を引き寄せるの。

聡美の言う、似たり寄ったりの日々は、聡美が創ってるのよ。

 

聡美 「マジ?どうして?嫌よ!」

 

桃子

そうよね、でもね、例えば、今この店3階よね。

あの窓から飛び降りたら、どんな偉い人間でも、ダメな人間でも、間違いなく下に落ちるよね。

それと同じなの、引き寄せの法則って。

例外なく、全ての人に働いている法則なの。

だから、私は引き寄せ信じません!って言っても、その人の気持ちには関係なく、法則は働くの。

もう、科学でも解明されつつある事なのよ。

だから、知らないより知ってた方が良いし、使って損は無いし。

あ、使わないと損よね、タダなんだし。笑

 

聡美

へー、ぜんぜん知らなかったし、そんなに強力なんだ、その法則。

だったら、やってみたいなぁ。

でも、超ネクラだし、自分で認めるダメ女よ、私。

本当に効果ある?

 

桃子

世の中の全ての人に働いている法則だから、例外は無いのよ。

聡美がダメ女だったとしても、ダメ女には働かないって、ないのよ。

みんなに働く、要するに、だれでも引き寄せれるのよ。

使いこなすには練習は必要だけど、自転車みたいなものよ。

いつかは、使えるようになるの。

だから、安心して。

 

 

聡美 「おし、やる!!!!」

 

 

磁石の法則

 

桃子

「いいね~、スゴイ気合!笑

でも、マジで取り組むなら、私も知ってる事、ぜんぶ伝えるね。」

 

聡美

「桃子が先生なら、私も心強いよ。

この、ダメダメアラフィフ女子を救いたま~え~笑

あ、ふざけてゴメン」

 

桃子

「いいのよ、学校の勉強じゃないし。

好きなように、ふざけて、遊びながら、楽しみながら進めようよ。

だって、幸せになることを学ぶのに、努力とか頑張るとか、まったくいらないからね~」

 

聡美

「そうなんだ、なんだか嬉しい!

幸せを学ぶ、っか。

勉強だと思ってたから、ちょっと気合入れてたんだ。

じゃ、楽しくやればいいのね、面白そう~」

 

桃子

「それよ、それ。

今、聡美から、すごく良い波動が出てるのよ。

そうか、波動については、また説明するね。

とにかく、今、聡美、気分はどう?」

 

聡美

「え?気分?

えーっと、そうね、なんか楽しい感じよ。

新しいことを学ぶなんて、何十年ぶりかしら?笑

あ、そういえば、今日、最悪な1日だったのに。。

うー、思い出すと、めちゃ腹立ってきたなー」

 

桃子

「まあまあ、せっかく良い気分なってきたんだから、今日の嫌な事はちょっと横に置いて、引き寄せの話を続けましょうよ。」

 

聡美

「そうね、わかった、先生、宜しくお願いします。」

 

桃子

「ちょっと、先生はやめて。

私も、教えてもらった事を伝えるだけだからね。

で、さっきね、聡美の気分を聞いたよね?

聡美は最初、楽しい感じって言ってたよ。

そして、今日の出来事を思い出して、腹を立てた。」

 

聡美

「そうそう、気分を聞かれた時は、楽しい感じだったのに、あの課長の顔を思い出したら、めちゃめちゃ腹立ってきたわ~」

 

桃子

「それなのよ。

ほとんどの人は、聡美と同じなの。

目の前の出来事や、誰かの言葉に対して、そのまま反応しているのよ。」

 

聡美

「えっ、そんなのあたりまえじゃん、それ以外何があるの?」

 

桃子

「そうよね~、そう思うわよね~、でもね、ここが第一関門なのよ。

昨日さ、聡美に言ったよね、良い気分でいてね、って。

アレがポイントなの、それも引き寄せの法則で、最大のポイントなの。」

 

聡美

「え、もう最大のポイント?

簡単じゃん、よっつしゃ、もらったわ!!笑」

 

桃子

そうよ、その調子!

でね、何で良い気分でいることが、そんなに大切かを説明するね。

この世の中は、見えるモノが5%で、見えないモノが95%であると言われているの。

もちろん、世間の常識は、見えるモノに限られているけどね。

大切なモノは、目に見えない、っとか、聞いたことあるよね。

例えば、人の心ね、優しさとか愛とか。。言葉、音、匂い、テレビやラジオの電波とかも見えないね。

でも、ぜんぶ大切なモノよね、ここまでは、わかる?

 

 

聡美

「うん、めっちゃわかるよ。

ホントね、人の心とか、言葉とか、見えないけど無くてはならないね。」

 

桃子

「そうよ、そして、人の心、その人が考えているコトとか、感情とかは、凄いエネルギーを放出しているのよ。

オーラが出てるっとか言うよね、アレもその一種。」

 

聡美

「オーラとか、なんとなくわかる!」

 

桃子

「詳しいことはまた後で話すけど、とにかく、人間の考えは、身体の外にエネルギーを放出するの。

エネルギーは、波動って呼ばれてて、それが宇宙に放出されるのよ。」

 

聡美

「ゴメン、ちょっと、まって。

宇宙とかよくわからないけど。

とにかく、私が考えたコトが、私の外に出て行くってこと?」

 

桃子

そうよ、ちょっと信じられないかもしれないけど。

じゃ、類は友を呼ぶって、ことわざあるじゃない?

アレを想像してみて。

アレって、気の合う人や似通った人同士が、自然と寄り集まることよね。

まるで、磁石で引き寄せられてるみたいに。

そんな感じで、人が考えたコトが波動となって放出され、似たようなモノや人を引き寄せてるって事なの。

 

 

聡美

「うん、それならわかる。

波動って、磁石みたいなものね。

だから、昨日、桃子が、良い気分でいろって、言ってたんだ。

良い気分が、良い気分なコトや人を引き寄せるからなんだね。」

 

桃子

「聡美、頭良いね~、その通りよ。

あ、もうこんな時間!!

とにかく、明日から、波動を意識して、良い気分で毎日過ごしてみて。」

 

聡美

あ、終電ヤバイ!

了解!

じゃ、明日から、引き寄せ生活チャレンジするね!

桃子、ホントありがとう!!

また、経過報告する!!

 

ラッキーが続くなんてあり得ない?

 

パチッ!!

あれ、私、目覚めた?

目覚まし時計なしで。。

え、凄くない?!

人生初だわぁ。

これって、良い気分が引き寄せたんだ。

昨日の桃子が言ってた事、本当かも。

 

♪フン フン フン♪

 

いやだ、あたし、鼻歌歌ってるよ。笑

めちゃ、気分良い!!

良い事、あるかもね~。

時間に余裕もあるし、コーヒーでも飲んで、早めに会社い~こう!

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~

に、しても、満員電車はいつもメゲルわぁ~

つーか、オッサン押すなよな~怒

せっかくの良い気分、台無しじゃん。

お、前の席空いたよ!

ぎぇ、押されて座っちゃったよ~

お~、通勤で座れるなんて、人生初!

快適~ラッキー!!

~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

聡美

「ありさ、おはよう!

今日も1日、がんばろうね!」

 

ありさ

お、おはようございます。

・・げっ、聡美さん、どうした?

とうとう、頭いっちゃったか?

いつも朝、めちゃめちゃ機嫌悪いじゃん。

マジ、怖いんですけど。。・・

 

 

課長

小林君、ちょっといいか~?

 

 

聡美

「はい」

えっ?また何かやったか、あたし。

 

 

課長

「先週の資料、先方に誉められたよ。

わかりやすいって、ありがとう。」

 

 

聡美

「あ、どうも。」

 

 

ぎょえっ!!このバカ課長が、あたしを誉めたよ~、人生初!!

なんなんだ、今日?

ミラクル連発じゃん!

マジでマジで、引き寄せてるじゃん!

よく考えてみたら、当然よね。

バカな上司に、バカな後輩。

ホント、あたしゃ、今までよくやってきたよ。

しかし、待てよ。

 

 

課長が、あたしを誉めるなんて、おかしいぞ、何か裏があるなぁ。

だって、アイツ、口癖はバカヤロウだし、人の気持ちなんて理解しないし、自分勝手で我がままで、部長にはペコペコ、部下には厳しい。

最低野郎だもんな。

きっと何かあるぞ。

浮かれてる場合じゃないな。

油断するな、あたし!

用心して気を付けよう。

 

 

あ、そういや、昨日提出した資料、適当にやったし、最後は、ありさに丸投げしちゃったしな。

だって、めんどくさかったんだもん。

あれ、きっと、ヤバイかも、心配だなぁ。

う~心配で、胃が痛くなってきた。。

 

 

はっ!!

ダメよ、ダメダメ。

良い気分でいなくっちゃ!

 

 

えっと、あたしの考えは磁石なんだから、常に良い気分の波動を出さないと。。

良い気分、良い気分。。

ん~、でも、心配。。

 

 

はっ!!

ダメ!

ん~、でも。。

 

 

この不安な気持ち、止める事は出来ないや。。

そもそも、あたしにラッキーが続くなんてあり得ないわ。

小さいときからそうだったもんな。

 

 

いつもお母さんに怒られて、学校では先生に怒られて、会社じゃ上司に怒られて。。

 

 

あっと言う間に、アラフィフよ。

彼氏なし、お金なし、夢なし。

こんなあたしに、何が引き寄せよ。

浮かれたあたしがバカだった。

どうせ、あたしには無理よね。

そんなことより、

怒られないよう用心、用心。

 

 

課長

「小林~~!!!」

 

 

聡美

「はい!!」

 

課長

バカヤロー!!

なんだ、この資料!!

数字が一桁違うだろう!!

オレに恥じかかせやがって!!

何年、OLやってんだ!!

今日中にやり直せ!!

 

 

聡美

「すみません。。。」

キター!!不安的中!!

でも、コレ、ありさに頼んでたのに。怒

 

 

聡美

「ありさ、コレあんたに数字直しておいてって、頼んだよね?

なんで直さずに、課長に提出しちゃたのよ!!怒」

 

 

ありさ

「あらやだ~先輩~ごめんなさい!

あたしバカだから、忘れてましたー。

スイマセーン。」

 

 

・・つーか、あんたの頼みなんて聞きたくないわよ。

どうせ何やっても文句言うんでしょ!・・

 

 

聡美

「もー、いいわよ!

今度から、ちゃんとしてよ!怒」

使えないんだから、ダメ女!!

 

 

ハッ、あたしが、ダメ女か。

やっぱりね。。

きっとこうなると思ってたのよ。

あーあ、いつもの最悪人生ね。

桃子を信じた、あたしが悪いのよ。

もうダメだわ。。

あたし、力尽きた。。

 

 

引き寄せなんて、どうでもいいや。。

 

 

ブー)
あ、メール。

 

桃子

聡美。
調子どう?
昨日の感じだと、今日は良い気分よね?
経過報告、楽しみにしてるね。
桃子。

なんか、よけい落ち込むなぁ~

しょうがない、返事するか。

聡美

桃子。
心配してくれて、ありがとう。
引き寄せなんだけど。。
あたしには、向いてないみたい。
でも、ありがとね。
聡美

ブー)
返信、早っ!

桃子

聡美。
何があったの?
良かったら話して欲しいよ。
今晩、時間ある?
桃子

困ったなぁ。
今日は残業になりそうだし。

 

聡美

桃子
ゴメン、今日は残業なの。
あたしの事は気にしないで
ありがとね。
聡美

ブー)
早っ!

桃子

聡美。
わかった!
じゃ、明日の夜、いつものカフェね。
桃子

 

桃子、強引だなぁ~

ま、予定もないし行くか。

 

 

人間には現状維持の悪魔という性質がある

 

ピー ピー ピー ピー

目覚まし時計が鳴る。

バチッツ!

・・・起きる気配なし。。
ピー ピー ピー ピー

2度目、目覚まし時計が鳴る。

バチッツ!

・・・起きる気配なし。。

「うわぁ!!」

あれ、なに、2度寝?!

マジやばいじゃん!!

急いで仕度を整え駅まで走る、聡美。

「遅刻じゃ~!!」

なんとか、電車に飛び乗れたのだが。

あれっ、しまった、ドアにカバンがはさまっちゃったよ。。
どうしよ~、降りる駅は反対のドアだよ。
もー最悪~!
だれも助けてくれないなぁ。
思いっきり引っ張るしかない!
おりゃ~!!
と、取れた、良かった。。
もう、疲れたよ。。

まるで、試合を終えたボクサーのように、ボロボロで出社する聡美。

今から仕事か~。
あたしゃ、身も心もボロボロだよ。

ありさ

「センパーイ!おはようございます。あの昨日、先輩のお客さんから電話があったのを伝えるの忘れてましたー。あたしバカだから、3歩歩いたら忘れるんですー。先輩ごめんなさい。」


聡美

「えっ!!マジ?昨日?なんていってたの?」

ありさ

「えっと、確か、急いでるからスグ折り返し電話欲しいとか、なんとか。。」

聡美

「バカ!!すぐに電話しないと!!」

得意先に電話して、平謝りの聡美。
鬼の視線の先のありさは。。

ありさ

「だって、忙しかったんだもん。しーらない!」

あいつ、本気バカだ!!
でも、もう、怒る気力もないよ、あたしゃ。
今日は、いつもよりまして最悪の日だなぁ。
救いは今日が金曜日ってことだけだ。

聡美の予想通り、その後もひと悶着あったが、何とか終業時間に。

さ、最悪の1日が終わった。
帰るか。。

あ、そうか、今日、桃子と約束してたんだ。
そうだ、あたし、引き寄せチャレンジして挫折したんだっけ。。
なんか、桃子とも会いづらいなぁ。
しゃーない、行くか。

足取り重く、いつものカフェに到着した聡美。

聡美

「桃子、お待たせ~」

 

桃子

「あ、聡美、お疲れ様~」

 

聡美

「今日も疲れた、ヘトヘトよ。」

 

桃子

「会社員は大変ね。ところで、聡美、昨日なんかあったの?おとといは張り切って引き寄せチャレンジするって言ってたのにね。」

 

聡美

「うん、ごめんね。昨日、朝から調子よくって、めちゃめちゃ良い気分だったのよ。その証拠に、初めて課長に誉められたのよ。でも、そこまでね、あたしの実力は。その後は、いつも以上に最悪な1日で、おまけにバカ後輩のせいで、課長に怒鳴られ、残業までやらされたのよ。あたしって、つくづくツイてない女なのよ。」

 

桃子

「そうだったんだ。でも、惜しかったね、途中までは良い気分だったんでしょ。」

 

聡美

「確かにね、長続きしなかったけど。ねえ、桃子、なんで、あたしってこうなっちゃうんだろう?もし、引き寄せの法則があるのなら、あんなに良い気分だったのに、なぜ課長に怒られる事になるのかな?あたし頑張ってたんだよ。」

 

桃子

「聡美の言う通りよ。良い気分の波動が出ていたら、良い気分の出来事が起こるはずなんだけど。ただ、すぐ現実に反映される訳ではないのよ。今、聡美に起こってる現実は、少し前の聡美が出していた波動が引き寄せた結果なのよ。だから、今から出来るだけ良い気分を保つようにしていたら、聡美の未来は、確実に変化するのよ。」

 

聡美

「うーん、桃子の話を聞くと納得するんだけど、いざ、いつもの生活に戻ると、いつものあたしになっちゃうんだよなぁ。そういや、昨日も課長に怒られる前まで良い気分だったんだけど、つい仕事のことが心配になってきて、胃が痛くなったの。何度かは、良い気分に戻そうって努力したのよ。でもダメだった。そしたら、カミナリが直撃。」

「ん?あ、そうか。あたし、良い気分を続けようとしたのに、不安な気持ちに負けたのよ。」

 

桃子

「あー、それね、きっと。でも、それはね、聡美が悪いんじゃないのよ。」

 

聡美

「え、どう言う事?あたしが自分で嫌な気分にしたのに?」

 

桃子

「それは、、悪魔の仕業なのよ!!」

 

聡美

「悪魔?桃子、あたし、帰るわ。。」

 

桃子

「冗談よ。あのね、人間には現状維持の悪魔って呼ばれてる性質があるのよ。要するに変化を嫌うのよ。考え方も習慣も。これは何か新たらしい事を始めるときには、必ず起こる現象なの。逆に言えば、一度習慣にしちゃったらバッチリじゃない?」

 

聡美

「へー、そんなもんなんだ。確かに習慣って凄いよね。どんだけ酔っ払って帰ってきても、歯磨きして寝るもの、あたし。」

 

桃子

「そう、だから、良い気分でいるようにする事を習慣にしちゃえばいいのよ。もちろん、習慣にするのは練習が必要ね。そして、練習に入る前に基礎的な考えを身につけていないと、昨日の聡美のみたいに、途中ですぐくじけちゃうもんね。」

 

聡美

「うん、本当に弱っちかったもの、あたしの良い気分。。」

 

桃子

「良い気分が、良い気分の事や人を磁石みたいに引き寄せるから、良い気分でいようって言ったよね。」

 

聡美

「うん、そこは理解できたよ。」

 

桃子

「よし、それじゃ、具体的に説明するね。今までの聡美の人生、人生に起こったこと、すべて聡美が創ったのよ、って言ったら信じられる?」

 

聡美
「ねえ、桃子。あなた大丈夫?あたしがバカだからって、あなたもマネしなくてもいいのよ。あたしの物分りが悪いからよね、かわいそうに。」

 

桃子
「そうくると思ったわ(笑)!でもホントなの。聡美の周りにあるモノ、かかわってきた人たち、今の状況、仕事とか住んでる部屋とかを思い出してみて。すべて聡美が考えた、つまり、思考したから現実化したものばかりよ。もちろん、ほとんどは無意識に思考したモノだけど。」

 

聡美
「うーん、言われてみれば、そうかもしれないけど、少なくても、貧乏な暮らしとか、彼氏がいないとか、バカ課長とか、絶対望んでないわよ!」

 

桃子

「そう、聡美は望んでないわよ。でも、お金持ちになりたいなぁ、彼が欲しいなぁ、素敵な上司がいいなぁ、って、望んで思考したでしょ。だから、現実に登場しているのよ。」

 

聡美

「むむ。どういうこと?お金持ちになりたいなぁ、彼が欲しいなぁ、素敵な上司がいいなぁとかは、いつも望んでるし考えてるよ。でも、現実には、ぜんぜん登場してないよ。現実に登場してるのは、お金なし、彼なし、バカ課長。。」

 

桃子

「よく聞いてね。聡美が思考し望んだから、お金持ちになりたい状況の聡美や、彼が欲しい状況の聡美や、素敵な上司が欲しい状況の聡美が存在する、現実が出来ているのよ。」

 

聡美

「おおっ!!ややこしい!でも、なんか、ちょっとわかったけど、これって、言葉のトリックっていうか、なぞなぞっていうか、だまされた気分よ。」

 

桃子

「そうなのよ、そう思うわよね。なぜこんなカタチで現実化するのかは、また説明するわ。とにかく、今は、このややこしい法則が働いてることをわかって欲しいの。」

 

聡美

「うん、ややこしいけど、なんとか理解できるよ。あたしが、あたしの人生を創ったってのは、半信半疑だけどね。」

 

桃子

「うん、今はそれでバッチリよ。」


ちょうど、カフェのウィイターがやってきて、閉店を告げたので、二人は帰り支度を始めた。

 

桃子

「聡美、もしよかったら、今から私の部屋に来ない?もうちょっと、話の続きがしたいんだけど。」

 

聡美

「え、いいの?あたし、明日の予定なんてないし、もうちょっと桃子の話ききたいと思ってたのよ、じゃ、桃子邸へ、レッツゴー!!」

 

 

磁石の法則

 

カチャ!

桃子のマンションに到着し、桃子が聡美を招きいれた。

 


桃子
「どうぞ、入って~、狭いところだけど。」

聡美
「おじゃましま~す!え、広っ!桃子、凄い広いし、めちゃキレイにしてるね~。あたしのボロアパートと大違い!」

桃子
「さ、突っ立ってないで、奥へどうぞ。何にも無いけど、コーヒーで良い?」

聡美
「お構いなく~、つーか、さっきコンビニで買ったワイン飲もうよ~、チーズも買ったし。」

桃子
「そうしよか。週末だしね。では遠慮なくいただきます。」

聡美
「長い付き合いだけど、桃子の部屋に来るの初めてね。広いし、凄くキレイにしてるし、あの出窓のところ、なんか神秘的というか。お花もキレイ。」

桃子
「あ、アレね。ちょっとした祭壇なの。お気に入りのモノを置いて、生花を飾って、見てるだけで落ち着ける空間なの。あの前で椅子に座って、瞑想してるのよ。」

聡美
「め、瞑想?あの、あたし、宗教とか無理だし、壺は買わないわよ。。」

桃子
「アハハ、ばかね~、宗教とかと違うし、壺も売らないわ(笑)。でも、普通の人は、瞑想って聞いたらそう思うよね。また、その事は、おいおい話すね。」

聡美
「良かった。では、あらためて乾杯!!」

桃子
「乾杯!!なんだか嬉しいな私。聡美とこうやって話できるのが。」

聡美
「あたしもよ。でも不思議ね。学生時代から、桃子は活発で明るく前向きで、あたしは、ネクラで、引きこもりで、後ろ向きで。まるで正反対。そんな2人がこの歳になって、再び仲良くなるなんてね。」

桃子
「これも、お互いに引き寄せ合ってるのよ。で、さっきの続きなんだけど。覚えてる?」

聡美
「えっと、ややこしい話よね。あたしが、今までのあたしの人生を創ってて、お金なし、彼氏なし、バカ課長あり、の現実もあたしが創ってる、ってとこよね。」

「なんとなく。。いや、やっぱ、まったく分かんない。」

桃子
「そうね、なぞなぞね(笑)。では、聡美は今までの人生で、未来に対しての願望を考えた事はあるよね。例えば、お金持ちになりたい、とか。」

聡美
「もちろん!ずっと思ってたのは、玉の輿よ!タマノコシ!あたしの会社じゃ急にお給料が上がるわけでもないし、出会いもないから彼も出来ない。そんな時、白馬に乗った王子様が現れて、お金も彼氏も同時ゲット!!って、いつも考えてたわ。アハハ。。」

桃子
「で、王子様と会えたの?」

聡美
「あんたって、鬼?たまに鬼が出てくるよね?」

桃子
「冗談よ。聡美ったら面白いわ。」

「でもその考え方なら、なかなか王子様は現れないわね。さっきも話したけど、お金が欲しいと願ったら、お金が欲しい状態の聡美が叶う。これは、聡美が、お金がないにフォーカスしてる、えー、焦点を当ててるの。ないと言う、欠落に焦点を当てている間は、現実に欠落した状態を引き寄せているのよ。」

聡美
「あたしが、お金がないを引き寄せてるのか。マイナスを引き寄せてる、あたし。。あたしらしわね。フムフム。」

桃子
「なに感心してるのよ!そこじゃないわよ!」

「お金が欲しい。お金があれば素敵な未来が待っている。これは、今と比べて素敵な未来が待っていると思ってるから、当然、今はないが続くのよ。」

聡美
「なるほど。確かにその通りね。あたし未来を夢見る可憐な乙女だったのね。だから、いつまでたっても、今がないわけか。ホントその通りの現実だわ、今。」

「桃子、あたし、こんなのイヤよ、どうしたら良いの?」

桃子
「そう、その気持ちが大切よ。それじゃ、どうしたら良いか考えていこう!」

「じゃ、ここまでのおさらいよ。」

「聡美が考えたコトが、気分や感情となり、その気分が波動となって、聡美から放出される。すると、その波動が同じ波動の現実を引き寄せる。」

「つまり、聡美の波動と言う磁石が、同じ磁石と言う現実を引き寄せる。」

聡美
「あたしは、磁石よ。そして、良い磁石にならないとね。」

桃子
「そう、良い磁石になる練習ね。まず、聡美の磁石は今どんな状態か。それは、聡美の目の前の現実が答えね。現実は聡美の磁石を映す鏡なのよ。」

聡美
「現実が鏡って、桃子、たまに変なこと言うね。やっぱり宗教なの?だったら、帰るけど。。」

桃子
「ものの例えよ。でも、本当に目の前の現実は、聡美の波動の鏡なのよ。あ、磁石ね。嫌な上司も使えない後輩も、ぜんぶ聡美の磁石が引き寄せた結果よ。」

「聡美、鏡を見て、自分の髪型がイヤだったらどうする?」

聡美
「変なこと聞くね。直すに決まってるでしょ。」

桃子
「そうよね、なのに聡美は、現実の鏡に映ってるコトを直そうとしてるのよ。鏡に映ってるコトは直せないよね。だから、現実の鏡を見たら、大元の聡美を直さないといけないよね。」

聡美
「そうか、特に、バカありさなんて、何度言っても変わらないのよ。あれは、あたしが鏡を直そうとしてたのね。」

桃子
「聡美、気づいたね。」

「よし、大元の聡美を直す番よ。ここで、もう1度、最初の話に戻るわよ。引き寄せの法則の最大のポイント、良い気分でいること、覚えてる?」

聡美
「いくらあたしでも、それだけは忘れないわ。上手くできないけどね。」

桃子
「いいのよ、言ったでしょ、すぐには上手く出来ないかも知れないけど、練習すれば誰にでも出来るって。」

「それに、今日、聡美は、引き寄せの法則の仕組みを理解したから、大丈夫よ」

聡美
「仕組み?あたしが理解した?どれのこと?」

桃子
「磁石と鏡よ。第1ステージクリアーよ!」

聡美
「やったー!ゲームみたいで面白い!」

「あ、先生、もう始発が出る時間です。第1ステージクリアーしたら眠くなっちゃいました。あたし帰っていいですか?」

桃子
「あ、もうこんな時間ね。泊まってもいいよ。」

聡美
「着替えもないし、今日は帰るね。でも、時間を忘れるぐらい楽しかったわぁ。桃子、付き合ってくれて、ホントありがとね。」

桃子
「こちらこそ。次は、良い気分をキープする方法ね。これからが本番よ。私は時間に余裕あるから、聡美の時間に合わせて来週会おうね。」

聡美
「うん、連絡する。じゃ、お邪魔しました~」

 

第1ステージのおさらい

磁石 良い気分でいる!

大切なモノは目に見えない。例えば人の心や思い。でも、それらは凄まじいエネルギーを放出している。それが波動。そして、類は友を呼ぶように、まるで磁石のように、その人の波動が、似た波動の人や出来事を引き寄せる。だったら、良い気分で良い波動を出せば、良い波動の人や出来事を引き寄せる事が出来る。常に良い気分でいる事を心がけよう。

 

鏡 (現実)は変えられない!

自分勝手なありさを給湯室で叱って、彼女を変えようとした、聡美。結局ありさは変わらない。当たり前ですね。今の現実は、以前のあなたが思考した、波動の鏡です。その現実が、望まない人や出来事だったとしても、鏡を変えることは出来ません。大元のあなた自身が変わらない限り、その現実は続きます。今すぐ、良い種を蒔いて、未来に良い花を咲かせましょう。

 

謎のおばさん現る。「物事の良い面をみて、辛いときは自分接待!」

 

 

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聡美と桃子の引き寄せ物語
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