自分の信じてる事、自分の概念を意識する


いよいよ室井部長と高田本部長の運命の対面です。

 

運命の対面

 

会社の帰り道、急に桃子に感謝を伝えたくて会いに行った聡美。与える喜びの大切さを教わり、実際にその気持ちも体感してたことに気付き、感無量。さらに、今の自分の現実にも感謝の気持ちを感じていた。

翌朝、今への感謝と与える喜びを意識しながら、朝食会の席に着いた。

「役員専用食堂」の画像検索結果

室井部長

「おはよう。今日は高田社長のところへご挨拶に行く日よね?」


健太

「はい、当初、午後1番でのアポやったんですが、おっちゃんから電話あって、夕方に変更になりました。」

室井部長

「了解。それじゃ、健太とリーダーと私は、夕方前に出発ね。」

健太

「たぶん、おっちゃんの事やから、打ち合わせが終わったら、メシになると思います。」

室井部長

「いいわねぇ~。笑」

「田口課長、私達、直帰するから、あとはヨロシクね。」


田口課長

「了解いたしました。」

約束の時間になり、高田社長のオフィスに到着した3人。受付のおねえさんに連れられて、社長室に案内された。

「重厚な扉」の画像検索結果

健太

「おっちゃん、まいど!ウチの部長連れてきました!」


本部長

「おー、これはこれは。わざわざお越し頂き、ありがとうございます。さ、こちらへどうぞどうぞ。」

室井部長

「初めまして。室井と申します。」

「この度は、大変素晴らしいお話を頂き、心より感謝いたしております。ありがとうございます。」


本部長

「高田です、はじめまして。」

「いやいや、こちらの方こそ良きご縁を頂き、嬉しく思っております。ま、ま、固い話はこれくらいで、お座り下さい。」

一同

「失礼します。」


本部長

「いやー、以前からお宅の商品は気になってたんですが、ちょっと縁がなくてね。でも、健太がウチに来た瞬間に全部の商品が欲しくなったんです。彼の人柄ですかね~。笑」

室井部長

「お褒めのお言葉、ありがとうございます。健太を気に入って頂き、私が1番嬉しいです。」

本部長

「健太、部長さんが女性で、こんなに美しい方って、なんでもっと早く俺に言わないんだ!笑」

室井部長

「あら、ヤダ、お上手ですね。笑」


健太

「すんません。おっちゃんの好みがわからんかったから。。笑」

本部長

「好みの問題じゃないよ、誰が見ても美しい!!」

室井部長

「私は全面降伏よ。笑」

「健太に今日の商談を任せるわ。笑」


健太

「部長、数字の事はオレ無理っす。」

室井部長

「冗談よ。笑」

「高田さん、本当に素晴らしい方ですね。会えて嬉しいです。」

「あ、お世辞に乗せられてませんよ。笑」


本部長

「室井さん、僕こそ嬉しいです。」

「健太から、あなたのプロジェクトを聞いて、どうしてもウチの会社で取り入れたくなりました。そしたら、健太が一緒にプロジェクトをやろうって言ってくれて。」

室井部長

「健太には全権を渡しています。彼は、ウチの会社の代表で発言していますので、健太の言葉はウチの会社の意思です。」

本部長

「僕は、室井さんの考え方に惚れてるんです。あ、変な意味じゃないよ。笑」

「今どき、やれ社内決済だ、上司にお伺いだ、覚悟と責任を持って仕事をしてる営業マンが少ない。それは、会社や上司が、部下と信頼関係を持っていないから起こること。そんな会社と僕は取引したくないんだ。」

室井部長

「仰るとおりです。」

本部長

「でもお宅は違う。だから、健太からプロジェクトの共同開発を持ち掛けられた時、僕の直感はコレだ!って、閃いたんだ。長年探していた僕の夢が目の前に来たってね。」

室井部長

「正直申しますと、プロジェクト自体を世間様に広めて行く事は最初から考えていましたが、他社と共同開発することは、私の想定外でした。健太の閃きには脱帽です。」

「だから、私は健太が好きなんです。」


本部長

「室井さんも正直な方ですね。僕の前で、自分の社員を誉めるなんて。笑」

健太

「なんかオレ、こそばいなぁ~。笑」

「誉められるのは、めっちゃ好きやけど。ハハハ。」


本部長

「健太は恵まれてるよ、素晴らしい上司を持って。」

「室井さん、紹介が遅くなりました。彼がウチのプロジェクトマネージャーの伊勢谷です。」


プロマネ

「今回のプロジェクトマネージャーに任命されました、伊勢谷と申します。宜しくお願いします。」

室井部長

「あら、いい男。笑」

「こちらこそ宜しくお願いします。」

プロマネ

「では、先ほど配った資料を見ていただけますか?」

「今日の議題である、タイムマネジメントとコストマネジメントを可視化しました。前回の反省を踏まえ、どなたでも分かるよう作成しました。」

聡美

「あ、ホントだ。これならあたしでも分かります。プロマネさん、ありがとうございます。」


プロマネ

「恐縮です。不明点は何でもお尋ね下さい。」


健太

「おっちゃん、コストマネジメントのところで、利益配分が書いてありますが、95:5になってます。これ、おっちゃんとこが95%で、ウチが5%って事ですか?」

本部長

「うーん、そうだな、伊勢谷がたたき出した数字だ。伊勢谷、健太の質問通りか?」


プロマネ

「はい。数字の根拠は次ページに列記しています。」

本部長

「そうだな、俺の方から簡単に説明すると、健太の会社が、プロジェクト原案を創った。そして、俺の会社で、その全権を請け負い、パッケージし宣伝し販売していく。もちろんアフターフォローもだ。」

「つまり、その結果得られる利益を配分する場合、どれだけの人的コストと物質的コスト、あとはネットワークの使用権など、どれだけのリスクを負ったかを考慮しての結果だな。」

聡美

「本部長、おっしゃってる事は、なんとなく分かるんですが。。」

「間違ってたらごめんなさい。あたし、ウチが5%って言うのは、少なすぎるような気がするんですが。。」


プロマネ

「私の計算に、間違いはありません。」

「今回の件は、知的財産所有権の知的四権および、著作権も考慮し、弁理士と弁護士の管理下において、吟味して算出した数字となっております。」

聡美

「はあ。。全くチンプンカンプンです。」

 

信じて歩もう

 

本部長

「そうだな、俺の方から簡単に説明すると、健太の会社が、プロジェクト原案を創った。そして、俺の会社で、その全権を請け負い、パッケージし宣伝し販売していく。もちろんアフターフォローもだ。」

「つまり、その結果得られる利益を配分する場合、どれだけの人的コストと物質的コスト、あとはネットワークの使用権など、どれだけのリスクを負ったかを考慮しての結果だな。」

聡美

「本部長、おっしゃってる事は、なんとなく分かるんですが。。」

「間違ってたらごめんなさい。あたし、ウチが5%って言うのは、少なすぎるような気がするんですが。。」


プロマネ

「私の計算に、間違いはありません。」

「今回の件は、知的財産所有権の知的四権および、著作権も考慮し、弁理士と弁護士の管理下において、吟味して算出した数字となっております。」

聡美

「はあ。。全くチンプンカンプンです。」

健太

「ちょっとオレもマジわからんわぁ。でも何となく少ないような気がするなぁ~。部長、どないですのん?」

室井部長

「リーダーも健太も、分からないなりに思ったことを言って貰って、ありがとう。」

「高田さん、私からは何の異論もございません。」

「ご提案いただいた、コストマネジメントでの進行、宜しくお願い致します。」


本部長

「ご理解頂き感謝します。」

「伊勢谷、これで進めてくれ。」

プロマネ

「かしこまりました。」

本部長

「じゃ、打ち合わせも終了したので、メシでもどうですか?」

室井部長

「ありがとうございます。喜んでご一緒させて頂きます。」

本部長と室井部長、健太、聡美の4人は、本部長行きつけのレストランに到着。まずはワインで乾杯、宴が始まった。

「高級レストラン」の画像検索結果

本部長

「我々の新たな旅立ちに、乾杯!」

一同

「乾杯!」

健太

「そやけど、おっちゃんも仕事になったらシビアな面があんねんなぁ。」


本部長

「そうか?シビアかな?そんな風に見えたか?」


健太

「なんかいつものおっちゃんと違う人みたいに見えたわぁ。」


本部長

「気のせいだよ、健太。」

健太

「いいや、ちゃいまっせ、オレには何となくわかるんです。」


本部長

「参ったな。笑」

「小林さんはどう思ったの?」

聡美

「あたしも、いつもと違って厳しい一面が見えたので、さすが社長さんだと思いました。」


本部長

「2人からはそう言う風に見えたのかぁ。」

「室井さん、今日が僕と初対面ですが、どんな印象ですか?」

室井部長

「私は、お会いした瞬間から、やっぱり私の直感は間違ってない、って、確信しました。それぐらい、高田さんのお人柄が伝わってきました。もちろん、その印象は今も全く変わっていません。」

本部長

「僕は、どんな人柄なんですか?」

室井部長

「私は人生に偶然は無いと考えています。ですから、高田さんにお会いできたのも必然だと思っています。そして、お会いする前から、私の直感が働いていました。」


本部長

「直感ですか。。どんな風に?」

室井部長

「高田さんとの出会いは、私の人生に大きな影響があると感じていたのです。」

「そして、今日お会いして、その直感は実感に変わりました。」

本部長

「さすが、あの心の変革プロジェクトを考案された方だ。」

「普通のビジネスマンとは一味も二味も違うね。笑」

室井部長

「ありがとうございます。」

「私の人生で出会う人、すべての出会いは、何らかの意味があると思っています。」

「その中でも高田さんとの出会いは、私の人生に大きな影響があるでしょう。」

「なぜなら、私から見て高田さんは、とてつもなく大きく、優しく、愛が溢れてるのを感じるからです。それが私の印象です。」

本部長

「初めただね、そんな事を言われたのは。笑」

「僕が愛に溢れているのかぁ。自分じゃ、分からないねぇ~、ハハハ!」

健太

「オレもおっちゃんは、心のデッカイ人やって思ってました。」

「そやけど、今日は、なんかちゃうねんけどなぁ?」

本部長

「そうかなぁ?まあいいじゃないか。笑」

「ところで、室井さん、今日の利益配分については一言も発言されませんでしたが、もし何かあるならこういう席ですし、ぶっちゃけ話してもらって構わないんですよ。」

室井部長

「お心配り、ありがとうございます。」

「私、最初に健太が今回の話を持って来た時から、すべてを高田さんにお任せすると決めたんです。そして、それが最良だと直感したんです。」

「ですので、心の底から何の異論もないんです。」


本部長

「その肝の据わり方が素晴らしいのですが、なぜその様に腹を括れるんですか?」

室井部長

「私の考えですが、目の前に起きる出来事はすべてフラットで意味なんてないのです。」

「ですので、何が起こっても私がどう捕らえるかで、私の世界が変わる事を知っています。」

「私は私の直感を信じ、起きることすべてが、私の最高の人生を創るって信じているから、何事にも動じないのだと思います。」

「今までも、自分を信じて歩んできました。」

本部長

「感動した。本当に素晴らしい考え方です。」

「やっぱり、室井さんと仕事が出来て良かった。」


健太

「おっちゃんも凄いけど、部長もさすがやわ~。笑」

「なんか難しい事は分からんけど、めちゃええ感じなんは分かるわぁ~。笑」

聡美

「あたしも何だか感動してます。」

 

概念を意識する

 

無事、高田社長との挨拶と商談、懇親会が終わり、気分が高揚したまま帰宅した、聡美。湯船に浸かりながら、今日一日の出来事をボーっと考えていた。

部長は凄いとは思ってたけど、社外の人と話しているのを見ると、より一層凄さがわかったなぁ。

ウチの会社の3年分の売上げ予算を買っていただいた社長。それも、プロジェクトまで導入してもらい、その上、共同開発が進行している。その社長と初対面でプロジェクトのコストを決定する商談。なのに、いつもの部長と全く変わらない。。

自信があるっていうのか、堂々としてる。自分の部下の健太を誉めるし、冗談も言ってた。それに、あたしでもどうかと思う利益配分の比率。普通ならあそこで少しでも比率を上げる為に、駆け引きがあるはず。なのに部長は、何一つ異議を唱えない。。

ちょっとあたしの想像の範疇を超えてるな。明日、色々聞いてみよう。

翌朝、聡美は、昨日聞けなかった事を聞きたくて、朝食会の席に着いた。

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室井部長

「おはよう!」

「リーダー、健太、昨日はお疲れ様。」

健太

「いや、ぜんぜん疲れてないっちゅーか、おもろかったわ~。笑」

「あんなおもろい事、なかなか体験でけへんわぁ。へたな映画なんかより、よっぽど楽しめたわぁ~笑」

室井部長

「さすが健太ね。笑」

「楽しむことに懸けては天才ね。笑」


健太

「誉められてるんかなぁ?笑」

聡美

「あたしも疲れるより、緊張しました。あんなに大事な商談に立ち合わせてもらって。」

室井部長

「リーダー、緊張なんてしなくていいのよ。しょせん、ただの人間と人間の話なんだから。笑」

聡美

「そうなんですけど。。部長は緊張しないんですか?」

室井部長

「私?緊張?ないない。笑」

「緊張なんて物心付いてから1度もないかも。あ、小学校の入学式は緊張してたの覚えてるなぁ。」


健太

「古っ!笑」

室井部長

「何言ってんのよ、つい最近よ!笑」

聡美

「なんで緊張しないんですか?」

エリ

「私もそう思います。て言うか、私、毎朝緊張しています。」

室井部長

「布施さん、リラックスね。笑」

「昨日言ったでしょう?私は私を信じてるって。」

「心の変革プロジェクトを思い出して。私達はハイヤーセルフと繋がっているのよ。」

「現実がどんな状況であったとしても、ハイヤーセルフに守られてる事を忘れなければ、何の不安も心配もないでしょう?だって、その現実の先には、絶対に幸せが待ってるんだから。笑」

聡美

「あ、そうか。昨日の商談にしても、失敗したらどうしようとか、相手を怒らせたらとか、そんな不安や心配がないから、緊張しないんですね。」

室井部長

「そう。だってうまく行く事が決まってるのに、不安や心配の出る幕ないでしょ?笑」

田口課長

「すみません、今まで何度もお聞きしましたが、私の中で、うまく行く事が決まってるとは、どうしても思えないんです。」

室井部長

「正直な意見、ありがとう。笑」

「課長、今はそれでいいのよ。前にも言ったけど、課長の生真面目な性格だと、理解するには時間が掛かるかもね。」

「まあ、この時間が掛かるって事が、私の信じてる事。つまり、概念なの。だから、現実も時間が掛かっちゃう。私の概念も変えないとね。笑」


田口課長

「概念ですか。。自分の信じてることを変えるのは、不可能だと思います。」

室井部長

「課長が不可能だと信じれば、その現実がつづくよね?」

「でも、課長は朝食会に出席してる。と、言う事は、どこかで概念を変えたいと思ってる。人は変えられないけど、自分は変えれるのよ。だから、大丈夫。」

「そして、課長は、もうすぐ概念がひっくり返る事を経験するから、心配なしよ。まあ見てなさいって。笑」

田口課長

「はあ。」

聡美

「部長、昨日、社長さんの前で健太を誉めたじゃないですか?あれってどうなんですか?」


田口課長

「え?得意先の前で部下を誉めたんですか?」

室井部長

「当たり前じゃない。相手が得意先であろうとなんだろうと、自分の思った事は発言する。何が悪いのよ。笑」


田口課長

「悪いって言うか、常識から逸脱してると思います。」

室井部長

「じゃ、課長の言う常識って何?逸脱したらどうなるの?」

田口課長

「他人に不快感を与え、社会的信用を失くす事になります。」

室井部長

「自分の部下だけど、その前に健太は1人の人間よ。その健太を素晴らしいって誉めて、誰に迷惑が掛かるの?素晴らしい人を素晴らしいと言って、なぜ社会的信用が無くなるの?」

田口課長

「もし誰かが身内を誉めていて、私が聞いていれば不快です。そしてその人を信用しないですね。」

室井部長

「それも残念ながら課長の概念よ。私の概念は違う。私なら、その誉めた人の器量の大きさを感じて、より一層信用を深めるね。」

「人間同士だもの、現実の捉え方は様々よ。それを変えろなんて言わない。ただ、自分の概念だけが正しいとは思わないで欲しいの。」

「自分の信じてる事、自分の概念を意識するのは大切な事ね。」

聡美

「なるほど。概念を意識するんだ。」

室井部長

「とにかく、リーダーの質問に戻るけど、高田社長の態度でわかったでしょ?彼は私が健太を誉めたことを快く思ってくださった。それが答えね。笑」

聡美

「確かにそうですね。すごく喜んでらっしゃいました。」

「あたしも人前で身内を誉めちゃダメって思ってました。変な概念ですね。」

室井部長

「古き良き日本の文化だから仕方ないわよ。」

「肝は、日本人の美徳は持ちつつ、自分を大切に扱う。このバランスが大切ね。」

聡美

「なるほど。バランスかぁ、意識します。」

「あと1つ質問があるんですが、利益配分のことですが、部長の本音を聞かせて欲しいのですが。」

室井部長

「あ、アレね。あの時、リーダーと健太はよく頑張ってくれて嬉しかったわ。ありがとう。」

「私の本音が聞きたいのね?笑」

 

生きてるだけで丸儲け

 

室井部長

「それも残念ながら課長の概念よ。私の概念は違う。私なら、その誉めた人の器量の大きさを感じて、より一層信用を深めるね。」

「人間同士だもの、現実の捉え方は様々よ。それを変えろなんて言わない。ただ、自分の概念だけが正しいとは思わないで欲しいの。」

「自分の信じてる事、自分の概念を意識するのは大切な事ね。」

聡美

「あたしも人前で身内を誉めちゃダメって思ってました。変な概念ですね。」

室井部長

「古き良き日本の文化だから仕方ないわよ。」

「肝は、日本人の美徳は持ちつつ、自分を大切に扱う。このバランスが大切ね。」

聡美

「なるほど。バランスかぁ、意識します。」

「あと1つ質問があるんですが、利益配分のことですが、部長の本音を聞かせて欲しいのですが。」

室井部長

「あ、アレね。あの時、リーダーと健太はよく頑張ってくれて嬉しかったわ。ありがとう。」

「私の本音が聞きたいのね?笑」

聡美

「はい、とても。笑」

「あたし、難しい事は分からないのですが、どうしても利益配分でウチが5%なのが納得できないんです。」


田口課長

「え?5%?」

「部長、それはいくらなんでも少ないです!すぐ再交渉するべきです!」

室井部長

「再交渉?」

「私は初めから高田さんと交渉する気は無いわよ。」

田口課長

「え?商談に行かれたんですよね?」

室井部長

「商談?何言ってんのよ!ご挨拶に行ったの!」


田口課長

「お言葉ですが、我々がやっているのは、ビジネスです。少しでも我が社の利益を上げる為に努力するのが、我々社員の務めではないでしょうか?」

室井部長

「あのね、さっきから、我が社だ、我々とか、自我が出ちゃってるのよ、課長。笑」

「真我に近づくのが、この世の目的よ。」


田口課長

「おっしゃってる意味が分かりかねます。」

室井部長

「だから、心の変革で話したでしょ?今、『私』だと思ってる顕在意識が自我。」

「でも本当の『私』はハイヤーセルフよ!そして、潜在意識に居る。」

「そのハイヤーセルフの愛を受け取る為に、レンズ絞りを開放するべく、良い気分や瞑想を実践してるんじゃない。」


田口課長

「はあ。」

室井部長

「自我を抑えて真我を目指してるのに、自我を強化してどうするのよ。笑」

田口課長

「でも、ビジネスは利益を追求する為じゃないんですか?」

室井部長

「ねえ、私が部長になってから、一度でも利益を追求しろって言ったかな?」

田口課長

「それはそうですが。。」

「しかし、会社、法人の目的は利益です。そして、利益を追求しないと我々社員は給料をもらえませんので、致し方ないかと。」

室井部長

「また我々。笑」

「確かに会社なんですから、利益は必要よ。なければ存続できないんだから。」

「でもね、利益を追求しちゃダメなの。追求するのは、お客様が商品を使ったときの感情でしょ?」

「だから今、それだけ考える新しい営業方針にしてるじゃない?」

田口課長

「まあ、そうですけど。。」

室井部長

「課長もまだ慣れてないのよ、この考え方に。」

「でも、私のやり方で、すでに実績が出てるのは事実でしょ?」

「高田さんの会社で3年分の売上げ、プロジェクトの全店導入、共同開発の利益。これは今までの通常営業以外からの売上げよ。健太の手柄だけど。笑」

「このうえ、まだ我々って言うの?笑」


田口課長

「いや、それは。。」

室井部長

「課長の気持ちも分かるよ。でも、課長、本当に売上げの事を忘れてリラックスして、楽しく仕事をしてみてね。課長が本心から仕事を楽しまないと、部下も楽しめないのよ。」

田口課長

「すみません、ついクセで売上げを意識してしまいます。リラックスして楽しんでみます。」

室井部長

「うん、気楽にね。笑」

「リーダー、これで答えになったかな?」

聡美

「はい。凄くよく分かりました。あたしも我が出ていました。笑」

「あたしの中の概念が1つ分かりました。」

室井部長

「そうね、そうやって自分の中の概念を意識すると、より現実をコントロールしやすくなるよ。」

「ま、難しい事はいいのよ。だって、人生は絶対にうまく行くに決まってるんだから。笑」

健太

「ほんまやな。オレもおっちゃんが5%って言うた時、えっ?って思ったもん。そうか、あれでええんや。オレも我が出てたなぁ。笑」

室井部長

「リーダーと健太が高田さんに反論してくれたのは、自我もあるかもしれないけど、本心は違うのよ。」

健太

「え?自我ちゃうの?」

室井部長

「あれは、私を守ろうとしたのよ。仲間意識ね、嬉しかったよ。」

聡美

「そうなんですかね。」

室井部長

「うんそうよ。でも、覚えてるよね?私達は、本来ひとつでしょ?神さまの子供でしょう?」

「だから、みんな仲間。そして、すべては私なのよ。あなたも健太も高田さんも、みんな私ね。笑」

「だったら、彼に交渉する事もなく、お会いしてお仕事できたご縁に感謝すればいいだけよ。」

健太

「そや、おっちゃんと交渉とかしたないもん。」

聡美

「本当ですね。高田社長には感謝しかないですね。」

「あ、そうか、すべての人に感謝ですね。」

室井部長

「その通り。生きてるって感謝よね!笑」


健太

「ほんまや、生きてるだけで丸儲けや!笑」

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健太

「あ、おっちゃんから電話や。出ますね。」

・・・・・電話中・・・・・

「おっちゃん、昨日のコストマネジメントをまとめた契約書、持ってきたって!今、会社の前に居るみたいなんで、貰ってきます。」

室井部長

「私も行くわ。」

健太

「あ、なんかそれを届けたら、ゴルフ行こうって。笑」

室井部長

「あ、そう。笑」

「ゴルフついでなら、貰ってきて。笑」

健太は急いで高田社長の車まで契約書をとりに行った。受け取ってすぐに部長の元へ届けた。


健太

「ほな、ゴルフ行ってきます!」

室井部長

「はい、いってらっしゃい!高田さんにヨロシクね。笑」


健太

「部長が感謝してるって、伝えますわ。笑」

室井部長

「田口課長、一応、契約書をチェックしてみて。」

田口課長

「はい。」

・・・・・・・・

「え?部長、この契約書間違ってますね。」

室井部長

「課長、あちらのような超大企業では契約書にミスは無いのよ。ウチと違うんだから。笑」

田口課長

「しかし、利益配分率、ウチの会社が95%になってますよ!」

聡美

「えっ?ウチが95%?ウソ!?」

室井部長

「高田さんて、おちゃめな人ね。笑」

「でも、訂正してもらうわ、惜しいけど。笑」

 

サラダ記念日

 

室井部長

「田口課長、一応、契約書をチェックしてみて。」

田口課長

「はい。」

・・・・・・・・

「え?部長、この契約書間違ってますね。」

室井部長

「課長、あちらのような超大企業では契約書にミスは無いのよ。ウチと違うんだから。笑」

田口課長

「しかし、利益配分率、ウチの会社が95%になってますよ!」

聡美

「えっ?ウチが95%?ウソ!?」

室井部長

「高田さんて、おちゃめな人ね。笑」

「でも、訂正してもらうわ、惜しいけど。笑」

コストマネジメントの打ち合わせの翌朝、契約書を持参した高田社長。そして驚愕の利益配分率!!全ての利益の95%が聡美の会社へ!?

そして、翌朝。役員専用食堂にて。

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室井部長

「おはよう。」

「健太、契約内容の事、聞いた?」


健太

「さっき、リーダーから聞きました。もう心臓に悪いわ~、ビックリしましたわ!笑」

室井部長

「昨日はゴルフだったから、高田さんには、まだ連絡してないのよ。」

「ゴルフで何か言ってた?」

健太

「ずーっと、部長をべた褒めしてましたわ~!笑」

室井部長

「あら、そう?嬉しいわねぇ。笑」

健太

「あれ?なんか知らん人が入口におるで?」

マサキン・スカイウォーカー

「あの~、会議中すみません。ちょっと今日大事な日なので、参加させてもらえませんか?」

健太

「またアイツや。部長どないします?」

室井部長

「作者ね。でも、今日はダメ。こっちも大事な打ち合わせ中。」

「健太、追い出して。」

健太

「あんた、作者かなんか知らんけど、今、会議中や。部外者は出て行ってや!」


マサキン・スカイウォーカー

「ぶ、部外者?そうですか。。」

室井部長

「今日という今日は、社長でも作者でも、この会議を止めさせないわ。」

「健太、高田さん、契約の事は何も言ってなかったの?」

健太

「なんにも。」

室井部長

「本当に、面白くておちゃめな人ね。そして、無茶苦茶するね。笑」

田口課長

「しかし、我々にとっては何よりの幸せですね。」

室井部長

「また、我々!笑」

「言っときますけど、この契約、訂正してもらいますから。笑」

田口課長

「訂正?またとないチャンスじゃないですか?」

室井部長

「我の利益だけを求める事を、我利我利って言うの。」

「心がガリガリになるよ!笑」


田口課長

「すみません。」

室井部長

「もちろん現実を受け入れる事は大切よ。良い事も悪い事もね。」

「ただその現実が自分にしっくり来ないなら、どうすればよい?」

聡美

「えっと、出来事の良い面を見る!です。」

室井部長

「その通り!でも、どうもしっくり来ない時、その時は、行動すればいいのよ。」

「ハイヤーセルフが導いてくれてるのよ。」

聡美

「なるほど。」

室井部長

「健太、高田さんにアポ取ってくれる?」


健太

「了解!」


その日の午後、高田社長とアポイントが取れて、打ち合わせが始まった。

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室井部長

「高田さん、先日はご馳走様でした。ありがとうございます。」


本部長

「いやいや、本当に楽しい宴でした。美人と呑むのは最高だね。笑」

室井部長

「お上手なんですから。笑」

「お忙しいところすみません。今日、お伺いしたのは、昨日頂いた契約書の件です。」


本部長

「あ、アレね?面白かったかな?」

室井部長

「はい、とっても。笑」

「ただあまりにも面白すぎて、ちょっと変更して頂きたくて。笑」


本部長

「ほう。どこをどう?笑」

室井部長

「はい、どう考えてもプロマネの算出された数字が正しいと思っています。ですので、元通りにしてもらえますか?」


本部長

「元通りね。僕の想定外だ。笑」

「ハーフか、7:3の申し入れかはあるかなって思ってたんだ。笑」

室井部長

「想定外で申し訳ございません。笑」

「私は自分の納得出来ない事は、行動に移す主義なんで。」


本部長

「まいったな。こんなタイプの人初めてだ。笑」

「いろんなビジネスマンがいたけど、室井さんは特別だね。なんて言えばいいんだろう?人間力が強いんだ。」

「生きている事を楽しんでいるし、人生の目的がハッキリしている。だから発言もブレない。僕はなんてラッキーなんだ。室井さんと出会えて。あ、口説いてるんじゃないよ。笑」

室井部長

「私こそ、高田さんに出会えて良かったです。」

「心が広くて優しくて。おちゃめでユーモアたっぷりで。大好きです。あ、告ってないですよ。笑」


本部長

「嬉しいねぇ~。笑」

「でもね、僕の会社は嫌味でなく十分に潤ってるんだ。これ以上利益を出さなくても良いんだって、会計士が言ってたよ。笑」

室井部長

「高田さんの経営手腕の賜物ですね。ウチもあやかりたいです。」

「でも、ウチは、最初に頂いた数字でしか契約しませんので。笑」


本部長

「おやおや何だか変な気分だな。笑」

「室井さんにそこまで言われたら、了解するしかないなぁ。笑」

室井部長

「ありがとうございます。」


本部長

「ただ僕にも考えはある。また今度会った時にでもお話します。」

「では、これで契約完了。本格的にプロジェクトをスタートしましょう。」

室井部長

「はい、楽しみです。」

 

「心の学校」はこのようにして生まれた。

 

 

 

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