桃子の正体は?アラフィフOL最後の鎌倉旅行(最終話)


いよいよ、引き寄せ物語OL編、最終話です。

 

 

海の声

 

聡美

ねえ、桃子、あたしに何か隠し事してない?

 

桃子

何にもしてないよ。私は私よ。

ただね。。

 

聡美

え?ただ、なに?

 

桃子

隠し事とかじゃないんだけど、私から進んで言ってないことはあるかな。

 

聡美

「え、なんなの?教えて?」

 

桃子

「じゃ、鎌倉のおじいちゃんに会った時に教えるね。」

 

聡美

「うん、わかった。」

「じゃ、朝まで楽しく飲みましょう!」

 


朝まで楽しく飲んだ御一行様。宣言どおり、土曜日の始発に乗って、桃子のおじい様が住む鎌倉に向かった。

健太が大量に用意したおやつのせいなのか、車中でもワイワイガヤガヤ、大人の遠足は大いに盛り上がり、あっと言う間に駅に到着した。

 

桃子

「ここから江ノ電に乗って長谷駅に向かいます。」

健太

「おー、江ノ電に乗れるんや!オレ初めてや!最高!」

「江ノ電」の画像検索結果

室井

「あ、海!あー、朝の海は格別ね。」

おばさん

「ほんとうに。綺麗な海。」

健太

「とにかく、海見に行こうや!」

聡美

「おじい様は長谷に住んでるんだ。大仏さんがある所だよね?」

桃子

「そう、あの高徳院の裏手に住んでるの。」

「でも、まだ早いし、着いたら海を見に行きましょう。」

長谷駅に到着し、とりあえず海の方に向けて歩き出した。大人の遠足を満喫しているみんなの顔は、まるで子供に戻ったかのようにキラキラと輝いていた。


健太

「めっちゃ近いやん、もう海が見えてきたで!」

「海だ~!!」

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聡美

「健太、走ったら危ないよ~。笑」

アリサ

「桃子さんは、小さいときからこの海で育ったんですか?」

桃子

「海の近くで育ったんだけど、ここじゃないの。でも、おじいちゃんが住みだしてからは、しょっちゅう来てるよ。第二の故郷みたいなものね。」

アリサ

「桃子さんは、海みたいに心が広いですね。」

桃子

「アリサさんこそ、海みたいにキラキラした瞳が可愛いよ。」

「どう?良い気分?笑」

アリサ

「はい、とっても。笑」

「こうやって、他の人の良い所を誉めたら、誉め返してくれるんですね?笑」

桃子

「そうよ。」

「室井さんが言ってたけど、アリサさんは飲み込みが早いね。」

アリサ

「嬉しい!また誉められた。笑」

「昨日、桃子さんに会って、私の人生が変りました。」

「なんだかとっても気持ちが晴れ晴れとしてるんです。すごく楽しい!こんな気持ち初めて。桃子さん、ありがとう。」

桃子

「そう言ってもらえて私のほうが嬉しいのよ。アリサさん、こちらこそ、ありがとう。」

エリ

「綺麗な海ね。聡美とは長い付き合いだけど、居酒屋以外行った事ないよね?まさか2人で朝の海を見ることになるなんて、想像もしなかったな。」

聡美

「うん、あたしもそう思う。あたし達みたいなダメダメ人生、あたしは完全に諦めてたもの。それが考え方を変えただけで、ここまで人生って変化するんだね。」

エリ

「ホント。今まで何やってきたのかって、なんで早く気が付かなかったのか後悔ばっかり。」

聡美

「エリ、今までのあたし達の人生があったから、今、こうなってるのよ。だから、過去を振り返る必要はないよ。今、ココで、この素晴らしい人生を楽しもうよ。」

エリ

「あ、そうだった。」

「私、今まで生きてきて、今日の朝の海が1番綺麗な光景だ。この私が海を見て感動するなんてウソみたい。でも、なんだか涙が出そうだよ。」

聡美

「本当ね。あたしも何だか泣けてきちゃうよ。」

室井

「健太、本当に、ありがとう。」

健太

「もー、そんなんやめて!笑」

「こんな綺麗な海を見ながら、ありがとうとか言われたら、感動してしまうやん。笑」

室井

「でもさ、健太がいつも側にいてくれたから、私は思い切った事が出来てきたんだよ。」

「感謝してるよ。で、今回の学校を立ち上げたら、後は健太の好きにしたら良いよ。」

健太

「室井さん、勘違いしたらアカンって。」

「オレは、自分が楽しい事をするだけや。誰かを助けるとか、誰かの為にとか一切思ってへんで。オレはオレが1番好きやねん。」

「楽しかったらやる!おもろないならやめる!それだけやし。」

室井

「そうだったね。ちょっと海を見てたら感謝したくなっただけよ。笑」

「うん、これからも、今ココを思いっきり楽しもうね。」

健太

「おう!」

1人海を見ながらたたずむおばさんがポツリとつぶやく

「私は生かされてるんだ。この空とこの海とこの大地に。」

「なんだか全てが1つに感じる。風があたしと全てを包んでくれてる。ああ、感謝しかないね。幸せ。。」


眩しいほどの光を放つ空と海を満喫し、それぞれの想いを胸に、山側に向かって歩き出した。

室井

「せっかくここまで来たんだから、大仏様に挨拶しないとね。」

 

一同

「賛成!行きましょう!」

 

桃子の正体

 

1人海を見ながらたたずむおばさんがポツリとつぶやく

「私は生かされてるんだ。この空とこの海とこの大地に。」

「なんだか全てが1つに感じる。風があたしと全てを包んでくれてる。ああ、感謝しかないね。幸せ。。」


眩しいほどの光を放つ空と海を満喫し、それぞれの想いを胸に、山側に向かって歩き出した。

室井

「せっかくここまで来たんだから、大仏様に挨拶しないとね。」

 

一同

「賛成!行きましょう!」

大人の遠足ご一行様は、海から駅を通り越して坂道を上がっていった。そして、最初の目的地である、大仏様がある高徳院に到着した。

健太

「うわぁ!外やん!むき出しやん!」

聡美

「あ、健太は初めて見るんだね。」

健太

「奈良の大仏さんやったら見たことあるけど、建物の中やったから。この大仏さんはアウトドアやからビビッたわ。」

おばさん

「この大仏は、高徳院の本尊で青銅製の「阿弥陀如来坐像」なの。建立当時には金箔が施されていたの、今も少しなごりがあるけど。」

「もともとは、高さ40メートルにもなる巨大な大仏殿があったんだけど、1495年(明応4年)の「明応の大地震」による津波で流されてから露坐(ろざ)となったの。」

健太

「へえ、元々は建物があったんや。でも建物なしで、いきなり外にあるほうがインパクトあるなぁ。」

おばさん

「与謝野晶子の歌でも知られてるのよ。あとで裏側に見に行きましょう。」

おばさん

「深い意味は無いみたいで、みほとけだけどイケメンねって感じかしら。笑」

「でもね、ここの大仏様は阿弥陀仏様。でもこの歌ではお釈迦様になってるの。単なる間違いか深い意味があるのかは謎なのよ。」

健太

「そうなんや。」

「そやけど、もたいさん詳しいですね?」

おばさん

「下手の横好きよ。」

健太

「横が好きなん?」

おばさん

「ただの趣味よ。笑」

室井

「そこの師匠と弟子が好きな2人に、ピッタリな大仏様ね。」

聡美

「え?あたしの事?」

エリ

「私ですか?」

「確かに、今日は桃子さんのおじい様に会いに来ました。なんたって師匠の師匠の大師匠ですから。」

室井

「だからよ。笑」

「お釈迦さまは、地球上でただお一人、仏のさとりを開かれた方じゃない?釈迦の前に仏なし、釈迦の後に仏なし、って聞いた事ない?」

聡美

「はい、さっぱりわかりません。」

エリ

「なんのことやら。」

おばさん

「室井さんのおっしゃったお釈迦様は、この世でただ1人の仏様になられたお方。別名ブッダ。そのお釈迦様が、『私の尊い先生を紹介しに来たのだよ』と、私たちに教えてくだされたのが、阿弥陀仏といわれる仏様なのよ。」
聡美

「はあ。。?」
エリ

「???」
室井

「わかりやすく言うと、地球NO1がお釈迦様なら、その大師匠、宇宙NO1が阿弥陀仏様って感じね。笑」
聡美

「え?スゴイ仏様だ!宇宙NO1って!あたし達の大大大師匠だ!」

エリ

「私、今ココでひれ伏せたい気持ちです。」

室井

「あんた達って、面白いね。笑」

聡美

「すみません、無知が服来て歩いてるんです。笑」

桃子

「何度も何度も参拝させてもらってるけど、いつ見ても畏敬の念が湧いてきます。」

おばさん

「そうねえ。すべてを超えた存在を感じるわねぇ」

ここでも、それぞれが思い思いの気持ちを持ちながら、粛々と参拝を済ませた。

桃子

「じゃ、そろそろ私のおじいちゃんのおウチに行きましょう。」

「ちょっと歩くけどね。」

聡美

「お、待ってました!本日のメインイベントだ!笑」


高徳寺の裏側に進むと山の中に古い一軒家が見えてきた。

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桃子

「ここよ。みなさんどうぞ入って。」

「おじいちゃ~ん!来たよ~!」


おじいちゃん

「おー、桃子か?よく来たの~!」

 

ウソ!笑

つづきます。笑

 

ちびまる子ちゃん

 

高徳寺の裏側に進むと山の中に古い一軒家が見えてきた。

「山の中の一軒家」の画像検索結果

桃子

「ここよ。みなさんどうぞ入って。」

「おじいちゃ~ん!来たよ~!」


おじいちゃん

「おー、桃子か?よく来たの~!」

桃子

「おじいちゃん、私の友達を連れてきたよ。」


おじいちゃん

「これはこれは、遠路はるばるお越しいただいて、ご苦労様でした。」

「ワシは、桜 友蔵と申します。よろしく。」

 

一同

「よろしくおねがいします。」

桃子

「さ、どうぞ、上がってください。」


一同

「おじゃましまーす。」


友蔵

「ここには何もありません。何のお構いも出来なくて、すまんこってす。」

室井

「とんでもない、朝から大勢で押しかけて、こちらこそ申し訳ないです。」

友蔵

「年寄りの1人暮らしじゃから、若い人が来てくれるのは大歓迎なんじゃ。それもこんなに大勢で嬉しいのぉ。長生きはするもんじゃ。ワハハハ!」

聡美

「おじいちゃんは何歳なんですか?」


友蔵

「ワシは、御歳98歳じゃ。まだ小僧よのぉ。ワハハハ!」

エリ

「98歳?見えないです。凄くお若いですね。」


友蔵

「そうかのぉ?照れるのぉ。ワハハハ!」

聡美

「桜 友蔵。。。ん?なんか聞いたことあるなぁ。。」

「ん?さくら?」

「ん?ももこ?」

「え?まさか?」

桃子

「聡美、気付いた?笑」

聡美

「うそ?マジで?」

桃子

「マジよ。笑」

「私の名前は、桜 桃子です。笑」

聡美

「え?桃子って、ちびまる子ちゃん?」

桃子

「そう、昔のあだ名ね。笑」

聡美

「やばい、顎が外れた!」

エリ

「本物?腰が抜けた!」

室井

「神さまは、おちゃめね。笑」

おばさん

「この歳でもビックリしたわ。笑」

健太

「マジで?オレでも知ってるで!ちびまる子ちゃん!ちびちゃうけど。笑」

アリサ

「あの、まる子ちゃん?やっぱり桃子さんはスゴイ人だったんだ!」

エリ

「桃子さんは普通じゃないと思ってたけど、勘があたったな。もちろん私の予想を遥かに超えてるけど。笑」

聡美

「なんで早く言ってくれなかったの?桃子のイジワル!笑」

桃子

「わざわざ言う必要を感じなかっただけよ。笑」

聡美

「どうりで優雅な暮らしをしてるワケだ。笑」

桃子

「そんなことないよ、普通の生活よ。」

「でも、自分の好きな仕事をして、思い通りの人生を送れてるのは、ここに居るおじいちゃんのお陰です。」

「おじいちゃん、ありがとう。」


友蔵

「桃子や、そんな改まって言われると照れるじゃないか。ワハハハ!」

室井

「桃子さんに聞いたんですけど、桃子さんが小さい頃から、桃子さんの年齢にあった引寄せの法則を教えてこられたそうで。」

友蔵

「引寄せの法則って言葉自体がまだ無かった時代じゃが、宇宙には無限のエネルギーがあるのは学んだ。ワシは、それを桃子には伝えたかっただけなんじゃ。」

室井

「では、確か息子さんでしたよね?その息子さんにも教えられたんですか?」

友蔵

「いや、ヒロシは好きにさせた。男じゃったから自分で気付けとな。今でも見事に気付いておらんが。ガハハハ!」

「その点、桃子は可愛い孫じゃ。それに女の子だったから、必ず分かってもらえると信じておった。桃子は良く学び深く理解し、望む現実を引寄せたんじゃ。」

室井

「おじい様は、どうやって学ばれたんですか?」

友蔵

「ワシの時代は今のような情報は無かったからのぉ。人生の本質について学べるのは昔からの言い伝えぐらいじゃ。」

「じゃが、昔の言い伝えは真理なんじゃ。」

「人生の本質は先人が残してくれておる。」

「例えば、『精神一到何事か成らざらん』とか、『病は気から』など言うじゃろぉ?あれはみんな宇宙のエネルギーを利用した考え方なんじゃ。」

「もちろん、仏教などの宗教や様々な教えからも学ばせてもらったがのぉ。」

室井

「さすがおじい様、素晴らしい学ぶ姿勢ですね。」

聡美

「桃子に聞いたんですが、おじいちゃんって、天使が見えるんですか?」


友蔵

「う~ん、これは言葉にするのが非常に難しいんじゃ。」

「正確に言うとワシが見えてるのは、その人その人の天使の輪みたいなものなんじゃ。」

聡美

「天使の輪は天使に付いてるんですよね?人間にも付いてるんですか?」


友蔵

「そうなんじゃ。まあアレを天使の輪と言うのかどうなのか分からんが。」

聡美

「え?じゃ、今ここに居るあたし達の天使の輪も見えるんですか?」


友蔵

「見ようと思えばいつでも見れるんじゃ。」

聡美

「じゃ、あたしの天使の輪も見えてますか?」


友蔵

「ああ、見えとるよ。」

聡美

「それで、その輪にはどんな意味があるんですか?」

友蔵

「うーんと。何と言ったら良いんじゃろぉ?」

「その人の今の状態かのぉ。」

聡美

「状態?」

「えっと、もっと詳しく教えてください。」

 

 

天使の輪

 

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聡美

「天使の輪は天使に付いてるんですよね?人間にも付いてるんですか?」


友蔵

「そうなんじゃ。まあアレを天使の輪と言うのかどうなのか分からんが。」

聡美

「え?じゃ、今ここに居るあたし達の天使の輪も見えるんですか?」


友蔵

「見ようと思えばいつでも見れるんじゃ。」

聡美

「じゃ、あたしの天使の輪も見えてますか?」


友蔵

「ああ、見えとるよ。」

聡美

「それで、その輪にはどんな意味があるんですか?」

友蔵

「うーんと。何と言ったら良いんじゃろぉ?」

「その人の今の状態かのぉ。」

聡美

「状態?」

「えっと、もっと詳しく教えてください。」


友蔵

「人間がこの世に生まれたのは、神さまが創ったこの世界を経験し楽しむ為なんじゃ。」

聡美

「あたし、ついこの間まで、不安で苦しい人生を送っていました。」

友蔵

「うん、それがこの世を経験して楽しんでいる事なんじゃが。。」

聡美

「でも、やっぱり楽しくなくて。。で、桃子に引寄せの法則を習いだしたら、現実がドンドンあたしの望む方向へ変化していったんです。」

友蔵

「桃子も人様のお役に立てたんじゃな。ホホホ!」

「ワシらは皆それぞれ神さまなんじゃ。自我とともに肉体を持ちこの世に生まれ、それぞれの人生を楽しんでおるのじゃが、どうせなら本来の魂が喜ぶ人生を歩むのが理想じゃろ。」

「真我、自分の魂と繋がる唯一の手段は瞑想なんじゃが、その前に、常に良い気分を保つ事がとても大切な事なんじゃ。」

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聡美

「良い気分で瞑想する。心の学校と同じだ!」

友蔵

「なんじゃ?心の学校?」

桃子

「おじいちゃん、私ね、こちらの室井さんが立ち上げる『心の学校』で、非常勤講師をやらせてもらう事になったのよ。」

友蔵

「その『心の学校』とはなんじゃ?」

室井

「今、おじい様が仰った、この世の仕組みを広く世間の方に伝える為の学校なんです。」

友蔵

「それは素晴らしい考えじゃ。桃子がその学校の先生になるんじゃな?願ってもない仕事を与えてもらえたのぉ、桃子。」

桃子

「うん、今の仕事もそうだけど、やりたい仕事が出来るって、人生最高の幸せよ。」

聡美

「おじいちゃん、それで天使の輪は?」

友蔵

「おお、そうじゃった。じゃ、ここに集まった皆さんは、この世の仕組みは良く理解してるのじゃな?」

聡美

「あ、あたしみたいな初心者もいますが、ひと通りは。笑」

友蔵

「なら話は早い。」

「良い気分を保ち、瞑想する事によって真我に近づく事が出来るのじゃが、その真我との繋がっている深さを表してるのが、ワシが見える天使の輪みたいなモノなんじゃ。」

聡美

「天使の輪がどんな風に見えるんですか?」


友蔵

「ワシに見えるのは天使の輪の濃淡なんじゃ。」

「深く繋がってる人の天使の輪はハッキリしとる。まるで天使じゃ。」

「逆に繋がりが浅い人は、天使の輪が薄くしか見えん。」

聡美

「なるほど。」

「あ!だとすると、おじいいちゃんはレンズ絞りの状態が目で見えるって事だ!」

室井

「さすがリーダー、勘がいいわね。笑」

「おじい様の能力は素晴らしいわ。それが一目で分かるなら、生徒の心の状況を瞬時に掴み、その人にあったカリキュラムで授業を進めることが出来と言う事だわ。」

友蔵

「ワシのこんな事が何かの役に立つのかのぉ。そりゃ目出度いわ。ワハハハ!」

室井

「おじい様、もしよろしければ最高顧問として、心の学校にお力を貸して頂けませんでしょうか?」

「おじい様の能力もそうですが、その豊富な知識を特別授業として生徒に伝えてもらえたら最高なんですが。。」

友蔵

「ワシが最高顧問?ワハハハ!」

「ワシでよければ何だってやりますよ。ガハハハ!」

桃子

「凄い!おじいちゃんと同じ職場で働けるんだ!嬉しい!」


友蔵

「ワシもドキドキのワクワクじゃ!」

聡美

「おじいちゃん、そしたら、あたし達の天使の輪を見てもらえますか?」

エリ

「なんか、怖いよ私。もっと勉強してから見て欲しいなぁ。」

アリサ

「私はまだ天使の輪がないから平気ですけど。笑」

友蔵

「そうじゃな、どれどれ。」

 

 

みんな神さま

 

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室井

「おじい様、もしよろしければ最高顧問として、心の学校にお力を貸して頂けませんでしょうか?」

「おじい様の能力もそうですが、その豊富な知識を特別授業として生徒に伝えてもらえたら最高なんですが。。」

友蔵

「ワシが最高顧問?ワハハハ!」

「ワシでよければ何だってやりますよ。ガハハハ!」

桃子

「凄い!おじいちゃんと同じ職場で働けるんだ!嬉しい!」


友蔵

「ワシもドキドキのワクワクじゃ!」

聡美

「おじいちゃん、そしたら、あたし達の天使の輪を見てもらえますか?」

エリ

「なんか、怖いよ私。もっと勉強してから見て欲しいなぁ。」

アリサ

「私はまだ天使の輪がないから平気ですけど。笑」

友蔵

「そうじゃな、どれどれ。」

「うーん、みなさん全体的にレベルが高いようじゃ。その中でも突出してるのは、そこの兄ちゃんじゃな。」

健太

「へえ~、オレ、天使の輪があるんや?」

友蔵

「あるどころか、天使の輪がハッキリ見える。ここまでハッキリ見えるのは久しぶりじゃよ。完全に真我と繋がっておるな。」

聡美

「やっぱりね。健太はレンズ絞り全開だもの、羨ましいなぁ。」

友蔵

「次がそちらのお姐さんじゃ。」

聡美

「やっぱり、おばさんか。だって掃除しながら冥想してるんだもんね。」

おばさん

「私に天使の輪なんて似合わないのにね。笑」

友蔵

「で、そちらのお姉さんもハッキリ見えてますぞ。」

聡美

「室井さんも当然だよね、だって校長なんだから。」

室井

「あら嬉しい、お姉さんだなんて。笑」

友蔵

「桃子も良い天使の輪じゃな。お見事じゃ。」

桃子

「嬉しい!おじいちゃん、ありがとう。」

聡美

「桃子はあたしの師匠だもの、当然よね。」

室井

「ちょっとリーダー、さっきからなにブツブツ言ってるの?」

聡美

「なんだかテスト結果を聞いてるみたいで、優等生の皆さんが羨ましいんです。どうせあたしが勝てるのはアリサぐらいだもの。」

室井

「あー、ダメだ。その思考だと天使の輪が薄くなってるよ。優等生のテスト結果を自分の事の様に喜んでないと。」

聡美

「しまった!あたし完全に妬んでました。」


友蔵

「そこのお穣ちゃん達はまだまだ薄い状態じゃの。特にあんたはさっきまで見えてたけど、今は面影も無い状態じゃ。」

聡美

「やっぱり。。」

「あたし今まで何やってきたんだろう?」

「あたしゃもうダメだね。。」

桃子

「聡美、何言ってんのよ!そんな事じゃ人様に伝える事が出来ないわよ!」

「基本に戻って良い気分でしょ?」

聡美

「そうだった。」

「おじい様に会うのを楽しみにしてたのに、天使の輪を見てもらえる事で、すっかり自分のエゴに飲み込まれていたよ。まだまだ虚栄心が強いんだなぁ。」

桃子

「いいじゃない、今、気付いたんだから。良かったね。笑」

「おじいちゃんが天使の輪を見ることが出来るけど、真我に繋がってるから偉いとか、真我との繋がりが薄いからダメって事はないじゃない?」

聡美

「でも、健太みたいに深く繋がってるほうが幸せなのは確かだし。。」

桃子

「そうだけど、健太さんが初心者の生徒を教える事を考えてみて?彼はナチュラルで繋がりが深いから、初心者の気持ちは理解できないかもしれないじゃない?」


健太

「自分の事さえよう分からんのに、初心者の人は絶対無理やわ~笑」

桃子

「ね?笑」

「でも、聡美なら初心者の苦労を知ってるから、初心者の気持ちが分かるでしょ?だったら、初心者のクラスは聡美が担当するほうが理に適ってると思うんだ。」

室井

「さすが桃子さん。その通りよ。健太では初心者の生徒を教えることは出来ないね。逆に言うと、上級者の生徒はリーダーには荷が重いわね。」

「だから、適材適所。みんなそれぞれに役割があるのよ。」

「さっきのリーダーみたいに自分を良く見せたいとか、相手に良く思って欲しいだとか、外側に求めちゃダメでしょ?常に内側に目を向けるのよ。」

聡美

「あ、そうだった。忘れてました。」

室井

「言っとくけどさ、みんなが講師だからって、生徒さんより上でも下でもないのよ。誰かに何かを教える事じゃないの。だって、みんな神さまでしょ?そして、みんな元々1つなんだから。」

「だからね、生徒さんには少しでも気付いてもらう事、私達はそのお手伝いをするって気持ちを忘れないでね。」

友蔵

「いや、御見逸れした。実に素晴らしい考え方じゃ。」

「ワシは室井さんの学校を本気でお手伝いさせて頂きますぞ。」

室井

「これで鬼に金棒ね!笑」

 

エピローグ

 

室井

「言っとくけどさ、みんなが講師だからって、生徒さんより上でも下でもないのよ。誰かに何かを教える事じゃないの。だって、みんな神さまでしょ?そして、みんな元々1つなんだから。」

「だからね、生徒さんには少しでも気付いてもらう事、私達はそのお手伝いをするって気持ちを忘れないでね。」

友蔵

「いや、御見逸れした。実に素晴らしい考え方じゃ。」

「ワシは室井さんの学校を本気でお手伝いさせて頂きますぞ。」

室井

「これで鬼に金棒ね!笑」

桃子のおじい様が全面的に協力してもらえる事になって、あたし達、心の学校は、更にパワーアップする事が出来ました。そして、それから数日が経ちました。

心の変革プロジェクトも順調に推移し、プロジェクトマネージャーを中心として、多くの企業に採用されていくでしょう。利益の5%は何もしていなくても我が社に入って来るシステムだしね。笑

社内の新営業方針も定着し、商品注文が殺到、未だに注文処理に追われている営業部です。

室井さんの仕掛けたビジネスは全て大成功に終わりそうです。田口部長にそれぞれの業務を引き継ぎも完了し、あたし達はこの会社とお別れする日となりました。

そして、室井さんの定例であったブレックファーストミーティング(通称 朝食会)も最後の日を迎えたのでした。

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室井

「みんな、おはよう!」


一同

「おはようございます。」

室井

「今日も1日楽しもうね。」

「さ、私の主催してきたこの朝食会も今日を持ちまして終了とします。」

「みんな、毎日朝早くから出席してもらって、ありがとう。」

聡美

「もうここのパンが食べれなくなるなんて寂しいです。」

室井

「そこかい!笑」

エリ

「私は少ししか出席していませんでしたが、名残惜しいです。」

アリサ

「私は良く分かりません。」

健太

「しかし、この朝食会は楽しかったわ。特に室井さんの『この世の仕組み』は毎日楽しみやったわ。おもろかったなぁ~」

聡美

「あたしの人生を変えた朝、あたしの人生を変えたパン。笑」

室井

「まだ言うか!笑」


田口部長

「私も最初は苦痛と疑問しかありませんでした。上司の命令に逆らえないからです。しかし、途中から仕事に対する考え方、最後には人生に対する考え方が大きく変化しました。」

「特に、今の営業部の状態。約30年営業畑一筋で勤めてまいりましたが、初めて目にする光景に今も戸惑いは隠せません。お客様はお金を払う人、私達はそのお客様にモノを売る人と言う考え方が根底から覆りました。」

「モノを売るのではなく、そのモノを使用した気分を伝える。この室井さんのビジネスに対する考え方、いや、人に対する考え方は一生忘れません。なぜなら、そのお陰で私は、妻や子供に対する考え方も変り、今は家庭も大変円満です。」

「私はこれからも、心の学校に通って室井さんの考えを継承し、必ずこの会社に室井イズムを浸透させる事をお約束します。」

「室井さん、大切な事を教えて頂き本当に感謝いたします。ありがとうございます。」

室井

「田口部長、本当にありがとう。」

「元々サラリーマンとしてのスキルは高かったけど、人生や仕事に対する考え方が間違っていたのよね。それが、こんなに変化した。部長として胸を張ってこの会社を引っ張って行ってね。」

「あと、奥さんと仲良くね。笑」

聡美

「あ、あたしもうまく言えないですが、人生が変りました。人生というより生きる姿勢かなぁ?」

「50年近く生きていますが、人生がこんなに楽しいって事を教えて頂いて、室井さんには感謝しかありません。本当に、ありがとうございます。」

室井

「そうね、リーダーも逞しくなったよ。まだちょっと不安定だけど。笑」

「私もニューヨーク時代から朝食会はやっていたけど、ここまで濃い内容になるとは思わなかったなぁ。」

「でも、私自身が1番楽しんでたのよ。みんな、本当にありがとう!」

名残惜しい朝食会も終了して、あたし達は通常業務に戻りました。でも、昨日までにほとんどの引継ぎも終了していて、各部署への挨拶ぐらいしかやる事はありませんでした。

そして、終業時間が近づくと、次々と各部署の人達が営業部に集まってきました。総務部、経理部、生産部、企画部、人事部、そして、吉川取締役や風間常務など重役、なんと、社長まで。全社員が営業部に集合することに。。その中には、いつもより着飾った、おばさんの姿もありました。

社長

「えー、なぜか全社員が集まったね。笑」

「みんなの気持ちは良く分かるよ。かく言う僕も自然と営業部に足が向いたんだ。知っての通り、本日付で、室井さん、小林さん、布施さん、観月さん、桐谷君の5名、プラスもたいさんが退社する事になった。」

「今さら言うまでもないがあえて言わせて貰おう。我が社始まって以来の驚異的な売上げを赴任半年足らずで達成した室井さん率いる営業部。この業績は永遠に語り継がれる事になるだろう。本当に、ありがとう!もたいさん、長い間お掃除ありがとう!」

「そして、新たな旅立ちを決意した6名に大きな拍手を送ろうではないか!」

全社員から歓声と大きな拍手が沸き起こった。


社長

「室井さん、一言もらえないかな?」

室井

「はい。」

「みなさん、私達の旅立ちを見送って頂いて感謝しかありません。ありがとうございます。」

「私達の次の仕事は、心の学校を開校し多くの悩める方の気付きをお手伝いする事です。」

「皆さんも人生を歩んでいたら、様々な苦悩や葛藤など、心配や不安は尽きないと思います。でも、それらの壁を乗り越えた時の達成感や幸福感があるからこそ頑張れますよね?それが山あり谷ありの人生であり、生きている証だと思います。」

「ただ、どんなモノにも仕組みがあります。そう、『この世の仕組み』も、もちろん存在します。それを知っているのと知らないのでは大きな違いがあるかもしれません。私はその仕組みを活用して営業部を改革しました。」

「そして、その全てを後任の田口部長に伝えました。この世の仕組みが知りたい人は、彼が主催する『朝食会』に出席すれば教えてもらえると思います。笑」

「それでは、みなさん、今まで本当に、ありがとうございました!」

全社員が拍手と歓声を上げて室井さんを称えていた。そして口々に朝食会に参加する意思表明の声が上がっていた。その傍らで田口部長が室井さんに抗議していた。

田口部長

「室井さん、なんて事を!私は、朝食会をするなんて一言も言ってませんよ!何だってよけいな事を言うんですか?!」

室井

「私からの最後のプレゼントよ。笑」

「大変かもしれないけど、インプットをしたらアウトプットしないと。人に伝える事で自らの理解が深まるの。確実に田口部長は大きく成長する!そしてこの会社を背負っていくのは田口部長だからね!」

田口部長

「そんな事言われても。。」

室井

「もう言っちゃったんだから、責任持って朝食会やってよ!笑」

田口部長

「なんてこった。。」


そして、すべての挨拶が終わり、あたし達は会社の玄関をでました。あらかじめ連絡を入れていた桃子とおじい様も合流し全員が揃いました。すると室井さんは、ゆっくりと振り返って、お世話になった会社を眺めながら皆に告げました。

室井

「これで会社員生活も終了ね。この会社にもお世話になったな、ありがとう。」

「でもね、これで振り返ることは終わり。明日からは、今ココに意識を集中して思いっきり楽しんで生きて行こうね!」

「さ、新しい出発のお祝いだ!呑みに行こうぜ!」

全員

『おー!!』

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引き寄せ物語 OL編 

おしまい

 

 

聡美から皆様へ

 

いつもありがとうございます、この物語の主人公、聡美です。

とりあえず今日で引き寄せ物語のOL編が終了みたいです。

あたしもいろいろあったけど、楽しい半年間だったなぁ。人生って本当に変化するんだって、ビックリした半年でもありました。笑

このブログの最初に、『引き寄せの法則を』使って、お金、彼、夢、そして最終的に、『幸せ』を手に入れることが出来るのか?って書いてあったけど、今となっては、お金や彼に前ほど興味がないって言うか、それよりも室井さんの『心の学校』に心を奪われてる感じかな?笑

今は、早くいろんな人にあたしの教わった『この世の仕組み』を伝えたい一心です。そして最高の仲間たちと一緒に仕事がしたいです!あー楽しみ!

それでは、次シリーズをお楽しみに!これからもよろしくお願いします。

 

 

【最終回ごあいさつ】

 

2016年の5月31日から連載をスタートさせて頂き、半年以上が経ちました。

自分で書いた実感が無い(笑)第1話が始まって、続きのストーリーが書けるのか心配でしたが、なんとか最終回を書き終える事が出来ました。

これも皆様方が、毎回読み続けていただいたお陰です。本当に感謝しかありません。心より御礼申し上げます。ありがとうございます。

聡美を通じて、1人でも多くの人に引寄せの法則を知っていただいて、読んだ方全員が幸せになってもらえれば、と思ってスタートしましたが、終わってみれば一番幸せになっていたのは僕自身でした。笑

この連載を続けている毎日が本当に幸せでした。今まで生きてきて本当に一番幸せな半年間でした。読んで頂いた方に何とお礼を申し上げてよいか。。ただただ、感謝です!重ねて御礼申し上げます。

そして、僕は明日からどうすればいいのでしょう?無論この幸せを手放す事は出来ません!笑

いろいろ考えまして、聡美も申してました通り、引き寄せ物語、OL編を終了としました。笑

実は、コメント欄で、有り難い事に、いくつかの継続希望のコメントを頂いておりました。僕も続けたかったので、『引き寄せ物語』はシリーズ化にする事を宣言していました。(やれやれ何のシリーズやら)笑

と、言う事で、次回から、『引き寄せ物語 学校編』をお送りいたします。

と、申しましても、ただいま絶賛構想中(笑)ですので、スタートは構想がまとまり次第とさせて頂きます。(まあ、今までも構想などなかったので、ちょっと休憩って事です。笑)

それまでは、適当に思いついた事をブログにしようと思っていますので、お付き合い頂けましたら幸いです。笑

それでは、今後共よろしくお願い致します。

最後まで読んでいただいて、
本当に、ありがとうございました。

 

 

 

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聡美と桃子の引き寄せ物語
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