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営業の神様はどうやって引き寄せているのでしょうか?

 

 

営業の神様は商品の説明をしない

 

翌朝7時の役員専用食堂にて。

室井部長

「おはよう!小林さん、昨夜は瞑想した?」

聡美

「はい、したんですが、飲んで帰ったので、途中で寝ちゃいました。」

室井部長

「そんな時は、無理にしなくていいのよ。義務でも仕事でもないんだから。」

聡美

「はい。次からそうします。」

室井部長

「田口課長、営業マンの調子はどう?」

田口課長

「はい、売上げを気にせず、楽しんでやる事を徹底していますので、みんなの顔が少しづつですが、柔らかくなったような気がします。」

「そもそも私自身が、以前に比べてプレッシャーを感じなくなりました。」

室井部長

「そうね、田口課長の顔も、どことなく優しくなってきたわ。その調子で、焦らず進めてね。」

「で、健太、何か報告があるのよね?」


健太

「はい。昨日の夕方に、オレの担当のチェーン店の本部に行きました。ま、オレの担当、そこだけですけど。笑」

室井部長

「そうね、ウチの得意先の中で、可能性は1番秘めてるにも関わらず、実績は、ほぼゼロ。」

「どうだった、あそこの本部長?」


健太

「営業の先輩から、あの本部長は食わせ物だから、重々気をつけろ!って、言われてたんです。何を気をつけるのか、サッパリ分からんかったけど。笑」

「で、会ってみたら、めちゃめちゃ、おもろいおっちゃんでした。笑」


田口課長

「君、得意先の本部長に向かって、おっちゃん、はないだろう、訂正したまえ。」


健太

「そやかて、本人にも、おっちゃん!って、話しかけましたから。。」

室井部長

「まあまあ、悪意のある言い方じゃないし、先方も気にしていないなら、いいじゃない。」

「で、どんな感じで進んだの?」

健太

「いや、なんも進んでません。ずっと世間話でしたわ。ハハハ!」

田口課長

「商品の説明も、しなかったのか?」

健太

「一切してないっす。結局、最後までカバンも開けへんかったですわ。笑」

「あ、ちゃいますねん。オレ、カバン持って行くの、忘れたんやったわ。ガハハハ!」


田口課長

「営業に行くのに、手ぶらで行くとな何事だ!」


健太

「いや、オレも手ぶらはアカンから、コンビニでポテチ買っていきましたよ。気が利くでしょ?」

「ポテチ」の画像検索結果

田口課長

「バカヤロー!」

「ビジネスを何だと思ってるんだ!友達に会いに行くんじゃないんだぞ!」

健太

「怖わ~、すんません。。」

「そやけど、おっちゃん、ポテチ喜んでたけどなぁ。。」

田口課長

「で、結局、商談はどうだったんだ!」

健太

「えっと、一緒にポテチ食べただけです。」

田口課長

「そんな事だろうと思ったよ。あの人は、業界でも、変わり者の気難し屋で、有名なんだ。」


健太

「へえ、そうなんですか?あんなおもろい、ええおっちゃんやのに。」

室井部長

「健太、早く言ってよ!笑」

健太

「え?なんですか?」

室井部長

「だから、その本部長さん、最後に何か言ってたでしょ?」


健太

「あ、なんか、ウチの商品、全品目、おっちゃんとこの店に、置いてくれるらしいっす。」

田口課長

「ど、どうせ、地方の店、数店舗だろう。」


健太

「全店に置くって言うてました。何店舗あんのか知らんけど。」

室井部長

「さすが健太。あそこ5000店舗よ。」

聡美

「え!!5000店!!すご過ぎ。。」


田口課長

「な、なにかの間違いでしょう。そんな契約、今まで入社以来、聞いた事ないです。第一、契約書もないじゃないですか。デタラメですよ。」

室井部長

「たぶん、これは、本決まりね。」

健太

「その、契約書、おっちゃんが今日の朝一で、ウチへ届けてくれるみたいっす。」

「ほんで、そのまま、おっちゃんが一緒にゴルフ行こう!って、言うてくれてるんで、外出しますね。」

「ゴルフ場」の画像検索結果

室井部長

「ね!やっぱり。笑」

「これが健太の凄さなの。」

健太

「オレ、なんもすごい事ないっす。ただ、ポテチ食べて、ゴルフの話、してただけやん。」

室井部長

「本人が、気づいてないのが、最高なのよ。笑」

「田口課長、概算でどれぐらいの売上げになったかな?」


田口課長

「大よそですが、今年の年間予算の3倍以上は確実かと。。」

聡美

「じゃ、3年分の予算!1人で!たった1日で!」

「あたし、眩暈がして倒れそうです。」

「なにがなんだか。健太って一体、何者なの?」


健太

「オレは、オレっすよ。まあ、ちょっとカッコええけど。ワーッシャシャ!」

室井部長

「でも、健太の本当の凄さは、こんなもんじゃないけどね。笑」

聡美

「これ以上スゴイって。。半笑」

「その健太が、心の変革プロジェクト、あたしの相棒?」

「あたし、どうしよう。。」

健太

「どうもこうも、一緒に楽しんだらええやん!ハハハ!」

 

 

アウトプットと因果応報

 

健太の壮絶な営業報告を聞き、気が動転、とにかく落ち着こうと。

ちょうど昼休みになったので、えりを誘って屋上にお弁当を食べに来た、聡美。

「屋上」の画像検索結果

聡美

「おばさん、やっぱり居た!こんにちは。」

おばさん

「あ、小林さん、布施さん、こんにちは。こっちにおいで、一緒に食べましょう。」

聡美

「おばさん、昨日、健太がスゴイ量の契約を取ってきたの知ってます?」

おばさん

「ああ、なんだか、社内騒然みたいね。笑」

聡美

「なんだ、知ってたんですね。」

えり

「あんた、バカ?おばさんは、社内情報通なの。私達より何でも知ってるんだから。」

聡美

「あ、そうだった。」

「じゃ、最近の朝食会で、瞑想してるのは知ってますか?」

おばさん

「ああ、なんだか、食堂の連中が噂してたわね。」

聡美

「本当に、何でも知ってるんだ。笑」

「おばさんも瞑想するんですか?」

おばさん

「昔は毎朝していたわね。今は、もっぱら冥想の方ね。」

聡美

「え、同じ瞑想でも字が違うんですね、その冥想?」

おばさん

「そう。瞑想は、座って心を落ち着けて、心の奥に潜っていき、潜在意識につながる事ね。」

「冥想は、普段からの行動や言動での、心の動きを覚えておくの。それで、自分の心がどう動くのかを掌握して、客観的に自分の心の動きを理解する。自分がいかに自己中心的な人間か分かって、面白いわよ。」

聡美

「それ、面白いかどうか。。笑」

「でも、さすが、おばさん、何でも知ってますね。」

おばさん

「知ってるだけじゃダメさ。行動しないとね。」

聡美

「なるほど。深い。。」

えり

「さっきから、なんだか怪しい話してるけど、宗教がらみ?」

聡美

「ううん、そんなんじゃないのよ。瞑想の事なんだけど、えりにも追々話していくね。」

えり

「了解。で、ジワジワの法則の続きは?」

聡美

「あ、そうよね。その前に、おばさんに言っとかなくちゃ。」

「おばさん、あたし、今、えりに、引き寄せの法則を伝えてるんですよ。」

おばさん

「へえ?小林さんが教える立場になったのかい?すごいね、良い事だわ。行動してるわね。」

聡美

「やった!誉められた。」

「じゃ、気分の良い内に、気分の良い話ね。」

「えっと、昨日伝えた、常に良い気分で居る理由は、言ったっけ?」

えり

「なんだか、エネルギーが、どうたらこうたら。。」

聡美

「そう、あたし達の考えてる事や、喜怒哀楽の感情に、強烈なエネルギーがあって、それを波動って言うの。で、人間は常に考えてるから、常に波動を放出してるのよ。」

えり

「そこからすでに分かんないのよ。エネルギーとか波動とか、見えないから分かんないのよね。」

おばさん

「布施さんの話も分かるわ。だって、ほとんどの人は、目に見えるものしか、信じていないのが現実だものね。」

聡美

「確かに。自分の心でさえ見えないのに、人の心からエネルギーが出る、見えないモノから見えないモノが出るなんて、よく考えたらおかしいかも。」

「あ、あたしが納得したらダメじゃん。えっと、えっと。。」

おばさん

「布施さん、例えば、人からお礼をされるとするね。お礼の品物を宅急便で送ってもらうのと、感謝の言葉で綴った、手紙をもらうのと、どちらが嬉しい?」

えり

「うーん、現物も嬉しいけど、感謝の手紙の方が嬉しいなぁ。。ま、いまどきはメールだけど。笑」

おばさん

「でしょ。お礼の品物より、感謝の気持ちの手紙が嬉しいよね。それも、メールじゃなく手紙なのよ。よりいっそう、相手の気持ちが伝わってきて、嬉しいよね。」

「目に見えるモノより、目に見えないモノの方が、人の気持ちを打つのよ。」

「手紙」の画像検索結果

えり

「そうかぁ。なるほど。目に見えないモノって、気持ちに響くのかぁ。」

「なんとなく、分かった気がする。」

聡美

「おばさん、ありがとう。」

「やっぱり、あたしじゃ、えりに伝えられなかった。」

えり

「あんたの気持ちは伝わったよ。」

「あ、私、目に見えない話してるわ、いきなり。笑」

おばさん

「お釈迦様もね、言葉や行動よりも大切なのは、人の思いだ!って、2600年前から説かれてらっしゃるのよ。」

えり

「そうなんだ。より信憑性あるなぁ。」

聡美

「あたし、1番基本の事を伝えるのも、四苦八苦ね。修行が足らんわ。」

おばさん

「四苦八苦も仏教用語よ。笑」

聡美

「仏教用語って、日常で結構使ってますね。」

おばさん

「そうね、曲解されてるものも多いけどね。笑」

えり

「とにかく、良い気分でいればいいんだ。」

聡美

「そうなの。そしたら、良い気分の波動が放出されて、良い気分の出来事や人やモノが引き寄せられるの。」

えり

「なんでさ、良い気分の波動が、良い気分の出来事を引き寄せるのさ?」

聡美

「えっと、なんだっけ、あ、磁石よ、磁石。」

えり

「磁石がどうしたのさ。」

聡美

「磁石って凄い力で釘とかを引き寄せるじゃない。あれと同じで、良い気分が、良い気分を引き寄せるのよ。」

えり

「なんで良い気分が、良い気分を引き寄せるの?悪い気分を引き寄せてもいいじゃない?」

聡美

「なんだか鋭いね、えり。」

「えっと、えっと。。」

おばさん

「類は友を呼ぶって言うじゃない?気の合う仲間って、自然に寄り集まってくるでしょ?アレはそれぞれの出す波動が似てるからなの。だから自然に惹かれあい、一緒に居ると心地よいからなの。」

「それと同じで、良い気分には、良い気分の波動に合った出来事や人が寄ってくるのよね。それを引き寄せの法則と呼ぶのよ。」

「お釈迦様も同じことを説かれているわ。因果応報なんかも同じね。出したものは必ず返って来るの。良い気分を出したら、良い気分の出来事が必ず返ってくるのよ。」

聡美

「おばさん、さすがです。あたし、頭で分かっていても、言葉が出てこないんだよなぁ。」

えり

「聡美が説明できなくて良かったよ。おばさんの説明、すごく分かりやすいから。」

聡美

「ちょっと、えり!それ、どう言う意味?」

えり

「ウソよ(笑)。これでやっと、基本中の基本が理解できたな。」

「よし、次、お願いね。」

聡美

「あたし、基礎から勉強しなおさなきゃ。」

「ま、とりあえず、焦らず楽しく、やって行こうね。」

 

自分を幸せにしてくれるのは、自分だけ

 

お昼休み、エリにジワジワの法則を伝えようとしたが、アウトプットの難しさを知った、聡美。メールで桃子に助けを求め、仕事終わりに、いつものカフェで、桃子に会うこととなった。
「カフェ」の画像検索結果

 

聡美

「桃子、待った?急に呼び出してゴメンね。」

桃子

「いいのよ。このカフェ久しぶりね。」

「それより、何かあったの?」

聡美

「うん、ちょっとね。」

「会社の方は、朝食会も楽しくて、新プロジェクトも動きそうで、毎日ワクワクしてるよ。」

桃子

「申し分ないわね。ホント変わったわ、聡美。」

聡美

「ありがとう。今日はちょっと贅沢な悩みかも。」

「会社の同期で、同僚のエりに、引き寄せの法則を教えて欲しいって言われて、ちょっと伝え始めたの。それが、なかなかうまく行かなくって。。」

桃子

「すごい!聡美、やるじゃない!人に教えるのって、自分が大きく成長できるチャンスなのよ。」

聡美

「うん、そう思ってやり始めたんだけど、もう初っ端から、しどろもどろで、上手く伝えられなかったの。」

桃子

「よく言うじゃない?最初は誰でもつまずくって。最初から上手く伝えられたら、それこそ、私が教えを請うわよ。笑」

聡美

「まあ、そうなんだけど。」

「最初、引き寄せの法則って、強引に人やモノを引き寄せる!って、イメージがあったけど、桃子に教わってから、そうじゃないのがわかったの。」

「なんて言うか、ジワジワっと良い出来事が起こるみたいな。それで、私が勝手に、ジワジワの法則って命名したぐらいなのよ。」

桃子

「ジワジワの法則、いいわね、さすが命名の天才ね。笑」

聡美

「あ、ジワジワは、エリが名付け親だった。笑」

桃子

「あ、そう。どちらでもいいよ。笑」

聡美

「でも、エリの望みは圧倒的な金持ちになりたいらしく、宝くじの1等を引き寄せろって言うの。笑」

桃子

「なるほど。ありがちね。で、聡美はどう説明したの?」

聡美

「桃子から引き寄せを教わって、徐々に現実が変わっていくにつれて、宝くじとか王子様とか望まなくなってきたの。それを伝えてるのが精一杯だった。ちゃんと説明出来ないのよね。」

桃子

「そうよね。聡美の場合、最初から素直に、私の教えを実践てくれたものね。だから、言葉で説明できなくても感覚で理解してたのよ。」

聡美

「感覚か、そうかも。」

桃子

「それを他人に伝えるとなると、無理が出てくるのは当然よ。」

「でも、良かったね、教える事がなかったら、こうやって悩まなかったもの。悩んで答えが分かったら、1つ成長するものね。笑」

聡美

「相変わらず、超プラス思考ね。笑」

「でも、桃子の言う通りよ。じゃ、教えてティーチャー。笑」

桃子

「バカね。笑」

「そのエリさんね、引き寄せを教えて欲しいって、聡美に頼んだと言う事は、今、エリさん本人の現実に不満があるからよね?」

聡美

「会社に行きたくない、一生遊んで暮らすのがエリの望みなの。」

「もちろんエリの現実は、不満のオンパレードよ。笑」

桃子

「わかるわ、大体の人の望みは、そんな感じね。」

「でも覚えておいて欲しいんだけど、物質を手に入れた喜びは、長続きしないのよ。」

「もちろん物欲を満たすのも幸せの一部ではあるよ。でも、物質がもたらす喜びが、すべての幸せになる事は、絶対にあり得ないの。」

聡美

「なるほど。あたしも今まで、いろいろな物欲があって、無理して手に入れた事は何度もあるなぁ。」

「うーん、確かに、その手に入れた幸せ感が、今でも続いてるモノなんてないわね。」

桃子

「そうなの。もちろん私も同じよ。」

「これはね、物欲だけでなく、恋人や親友など、人にもあてはまるの。」

「例えば、念願かなって、大好きな人とお付き合いすることが出来た。初めはバラ色の毎日だけど、彼の言う事や、やる事が、自分のイメージと違う。付き合うまでは理想の人だと思ったけど、どんどん理想と離れた人になって、結局、別れた。なんて事、よくあるでしょ?」

聡美

「あたしもあるわ、大昔だけど。理想の人とお付き合い出来ることになって、凄く幸せだったんだ。結婚も考えてたよ。けど、だんだんイメージ違いの本性が出てきて、最後は、こっちから三行半よ。笑」

桃子

「ね、そうなるの。」

「これはね、自分の幸せを外側に求めてるから起こる事なの。」

聡美

「幸せを外側?」

桃子

「そう。自分以外のモノや人に、自分の幸せを求めても、絶対に叶わないの。」

聡美

「一生遊んで暮らせるお金や、最高の仲間も?」

桃子

「そうよ。もちろん一生遊んで暮らせるお金があれば、物質的な苦労はないだろうから、それなりに楽しく暮らせると思うけど、それなりかもね。」

「お金持ちが、絶対に幸せだと言い切れない。人生の幸せを感じていない、お金持ちって結構いるんじゃなかな。」

聡美

「言われてみれば。なんか、テレビとかでも聞くよね。お金があっても幸せじゃない人達のこと。でも、仲間はどうなの?固い絆があったりするよ。」

桃子

「仲間も恋人と同じよ。仲間や恋人が自分を幸せにしてくれる!って思っている以上、その人は絶対に幸せにはなれないの、残念ながら。」

聡美

「じゃ、誰があたしを幸せにしてくれるの?」

桃子

「答えは簡単。自分を幸せにしてくれるのは、自分だけなの。」

聡美

「え?あたしがあたしを幸せにするの?」

「それは無理な相談よ。あたし、そんな経済力も包容力も何もないわよ。」

桃子

「そんなのいらないわよ。笑」

「今日は遅くなったわね、続きは明日にしましょう。」

 

理想と現実

 

翌日、同じカフェにて話の続きを始める、桃子。
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桃子

「昨日、どこまで話したっけ?」

聡美

「忘れもしない、あたしを幸せにしてくれるのは、いったい誰なのか?!よ。」

桃子

「そうそう。その答えは、聡美自身、ってとこまでね。」

聡美

「そうよ、昨日からさ、その意味を考えていたんだけど、さっぱりわかんなくて。」

桃子

「モノから貰える幸せは、瞬間湯沸かし器みたいね。時間が経つごとに覚めてくるって言ったわね。」

聡美

「うん、それは自分に当てはめても良く判った。」

桃子

「そして、人も同じ。昨日は理想の恋人を例にして、説明したよね?」

聡美

「あたし、過去の壮大なラブロマンスを思い出したわ。笑]

桃子

「恋人や配偶者、親友や先生や先輩。どれも、その人が、自分自身を幸せにしてくれるって、勘違いしちゃうのよね。」

「聡美は確か、白馬に乗った王子様を夢見てたよね?」

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聡美

「恥ずかしいなぁ。。そうよ、玉の輿志望だったわ。笑」

桃子

「王子様が現れて、聡美に、愛とお金を与え、幸せに暮らす。玉の輿の典型ね。笑」

聡美

「だって、小さい頃からの夢だったんだもん。夢で終わっちゃったけど。」

桃子

「その夢は間違ってるから、夢で終わってよかったのよ。中途半端に、理想の王子が現れて結婚でもしていたら、大変だったかも。笑」

聡美

「でも、なぜ、理想の王子様が、あたしを幸せにしてくれないのかしら?」

桃子

「それは、聡美が自分の幸せについて、間違った認識を持っているから。」

聡美

「あたしが、あたしの幸せを間違って考えてる?」

桃子

「言い換えれば、王子様が幸せだと思ってるの。」

聡美

「王子様との恋が実れば、幸せじゃない?」

桃子

「もっと言えば、王子様に、幸せを依存してるのよ。」

聡美

「幸せを依存している。。ちょっとピンとこないなぁ。」

桃子

「聡美を幸せに出来るのは、他の誰でもない、聡美だけなの。」

「本当の幸せは、聡美の外側には無いのよ。幸せは、聡美の内側にあるの。」

聡美

「あたしの内側。。?」

桃子

「先週、話してくれたけど、会社の朝食会で部長さんにハイヤーセルフの事を教えてもらったんでしょ?」

聡美

「うん。あたしの頭の上のレンズ絞りを開放したら、宇宙に居るハイヤーセルフから、愛の光を受け取れるって聞いたよ。」

桃子

「聡美、そこよく理解してるよね。その部長さんに、私も教えて欲しいぐらいよ。笑」

「そのハイヤーセルフと繋がる事が、一番大切な事なの。」

聡美

「それ、部長も言ってた。だから、今、朝食会で、瞑想を教えてもらってるの。」

桃子

「話が早いわね。笑」

「じゃ、なぜハイヤーセルフと繋がる事が、それほど大切なのかも聞いてるよね?」

聡美

「聞いてる。」

「あ、そうか!!良い気分の継続と瞑想は、この世に生まれてきた目的を知り、最終的に、今回の人生で、とことん幸せや喜びを体験する為だ!って、聞いたところよ。」

桃子

「なんだ、答えをしってるじゃない。笑」

聡美

「部長に聞いた時は、あまりにも壮大な話で、自分の事に上手く落とせなかったのよ。」

「今、桃子の説明を聞いていると、あたし自身の生活、あたしの人生に、密着してる話だったんだって、やっと、わかった気がするな。」

桃子

「聡美、以前の勉強会で、謙遜の話をしたよね?」

聡美

「うん、覚えてるよ。あたしが謙遜するクセがあるから、直さないとだよね。」

桃子

「そう。その謙遜グセ、言い換えると、自己否定のクセが染み付いてるのよ、聡美は。」

聡美

「あれから謙遜しないように、気を付けてるんだけど。」

桃子

「ほら、さっき、部長さんの話が壮大すぎて、自分の事に思えなかった、って、言ってたよね。」

聡美

「うん、だって、ホントだもん。」

桃子

「それよ、それ。聡美は、心のどこかに、あたしなんて、って、思ってるのよね。」

「聡美の人生は、聡美のモノなの。聡美が主役なのよ。思いっきり自分のやりたいコトをして、トコトン楽しめばいいの。」

「だって、それを体験するために、この世に生まれて来たんでしょ?」

聡美

「桃子と部長に教えてもらって、頭では、わかってきたのよ。」

「だけど、そう言われても、あたしが主役なんてあり得ないし、好きな事を思いっきりやる度胸も金もない。」

「第一、やりたいコトばかりやってたら、周りの人に迷惑掛けるじゃない。」

「理想と現実は違うのよねぇ。」

桃子

「理想と現実ねぇ。笑」

「聡美の言ってること、良くわかるわ。」

「そのあたり、また、来週にでも話しましょう。」

 

 

人生を懸けて、1番やりたいコトとは?

 

翌週、月曜日、同じカフェにて話の続きを始める、桃子。

 

桃子

「先週、どこまで話したっけ?」

聡美

「忘れもしない、理想と現実のギャップ!よ。」

桃子

「あ、そうそう。聡美の自己否定グセの話ね。」

聡美

「自己否定って言われると、あんまりいい気しないなぁ。」

桃子

「そりゃそうよね。否定なんて言葉、出来たら使いたくないし、ましてや言われたくないわよね。笑」

聡美

「だったら、言わないでよ~。笑」

桃子

「だったら、言われないでよ~。笑」

「冗談よ。笑」

聡美

「桃子も冗談言うんだね。笑」

桃子

「私のこと何だと思ってんの?笑」

聡美

「心の師匠。たまに冗談も言う。笑」

桃子

「やれやれ。笑」

「先週ここで私、言ったよね?聡美が主役。やりたいコトをやって、トコトン楽しめばいいって。そしたら、聡美が答えたよね。アレ、もう一度言ってくれる?」

聡美

「うん。あたしが主役なんてあり得ないし、好きな事を思いっきりやる度胸も金もない。」

「第一、やりたいコトばかりやってたら、周りの人に迷惑掛ける。」

「理想と現実は違うっ、て言ったよ。」

桃子

「それそれ。1つ1つ紐解こうね。」

「自分が主役なんてあり得ない、は、逆ね。この世で、自分が主役じゃない人は居ないよ。」

「よく考えたら分かるでしょ?聡美の人生の主役は誰なの?親なの?兄弟?友達?今は居ないけど、恋人?配偶者?子供?いったい主役は誰なの?」

聡美

「そうか。。主役って言われたら、反射的に、あたしじゃない!って思ったのよ。昔から主役タイプじゃないし。でも、桃子の言う通り、じゃあ誰?って、聞かれたら、あたししか居ないわ。」

桃子

「そうでしょ、当たり前だけど。そこでも、主役タイプじゃない、とか、自分を否定してるの。聡美の人生を生きてるのは、聡美しか居ないのよ!もう自己否定は止めてね。」

聡美

「そうね、自分の人生って感覚がなかったのよ。みんなと共存している現実、会社とか家族とか友達付き合いとかね。その中のあたしの立場、ってイメージだったの。」

桃子

「その、自分の人生の感覚がないって、良くわかるよ。だいたいの人は、社会と言う現実で、必死に生きてるからね。」

「心に余裕がないと、自分の人生の感覚が希薄になっちゃうのよ。」

「だから簡単に自己否定の考えになるのよ。その方がラクだしね。」

聡美

「うん、わかった。あたしの人生だもの、恋人や友達が、主役な訳ないわね。」

桃子

「当たり前の事だけど、コレ、気づく事は大切よ。」

「今日から、自分の人生に、真正面から向き合って生きようね。」

聡美

「うん、なんだか、生まれ変わった気持ち。」

桃子

「いいね。いい波動が出てるよ。」

「よし、次は。。好きなコトを思いっきりやる、度胸とお金がない、か。」

「これは、好きなコトに対する考え方が、間違ってるの。」

「聡美の好きなコトって、何なの?」

聡美

「えっと、朝、眠くて会社に行きたくない時は、行かないとか。上司に怒られた時に、思いっきり言い返すとか。目に付いたブランド物、衝動買いしまくるとか。あー、考えただけでも最高!やってみたいわー。笑」

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桃子

「根本的に、自分のやりたいコト、好きなコトが分かってないみたいね。笑」

聡美

「え?だって、度胸とお金があれば、会社休んだり、上司に楯突いたり、衝動買いできるじゃない?あたしのやりたいコトだし、出来たら絶対楽しいよ。」

桃子

「聡美が人生の主役なのよ。本当にやりたいコトは何なの?」

「会社休む事?上司に反抗する事?衝動買いする事?本当に、本当に、そんなことして心から楽しいの?聡美の人生を懸けて、1番やりたいコトなの?違うでしょ?」

聡美

「むむ。。そう言われると、確かに違う気がする。」

桃子

「それらは、やりたくないけど、やらないといけない事から、逃避しているだけよ。」

聡美

「じゃあ、何が本当に1番やりたいコト?って聞かれたら、今はわからないわ。。」

桃子

「良かった。気づいてくれた。」

「やりたいコトは、すぐ分からなくてもいいのよ。でも、それを考える事が、人生と向き合う事なの。だから、これから、楽しく考えれば良いのよ。」

聡美

「なるほど。あたし、今まで長い間、間違った人生を歩んできたのかぁ。なんだか、ガッカリだなぁ。」

桃子

「聡美違うわ。今、聡美は気づいたのよ。気づくのに、早いも遅いもないのよ。」

「第2ステージ、物事の良い面を見る!でしょ。笑」

聡美

「あ、そうか。そうよね!今からあたしの、本当の人生の始まりなのよね。」

「よーし、燃えてきたぜ!笑」

 

 

神様からの最高のプレゼントは私達の人生が完全に自由だという事

 

人生の主役は自分。この世に生まれて来た理由を改めてを知り、自分の人生と向き合うことを始めると決心した。まだ、本当にやりたいコトは解らないが、人生への希望に燃えている(笑)、聡美であった。
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桃子

「良い感じよ、聡美。」

「残る1つも一緒に解決しようよ。」

聡美

「うん。アレね。やりたいコトばかりやってたら、周りの人に迷惑掛ける、ってやつ。」

桃子

「現時点で、聡美が、やりたいコトが見つからないから、このギモンには正確に答えられないけど、この質問自体にギモンがあるの。」

聡美

「え?だって、自分勝手にやりたい放題していたら、周りの人は大迷惑じゃない?」

桃子

「ね、やっぱり、まだやりたいコトを理解していないのよ。」

聡美

「うーん。会社に行かない事でもないし、買い物する事でもない。桃子、あたしやっぱり気付いてないんだ。なにも分かってないよ。」

桃子

「まあ、落ち着いて。笑」

「聡美の人生の主役は聡美よね?で、自分の人生と向き合って、本当に心からやりたいコトをしよう!って、言ったよね?それって、何の為だか分かってる?」

聡美

「何の為?あたしの為?」

桃子

「やれやれ。笑」

「何度でも言うわよ。聡美は、何をしに、この世に生まれて来たの?」

聡美

「えっと、この世に生まれて来た目的を知り、とことん幸せや喜びを体験する為に、生まれて来たの。」

「あ、そうか!やりたいコトをすれば、幸せや喜びが体験できるからだ!」

桃子

「はい、よくできました。笑」

「と、言うことは、やりたいコトを見つけるって、とても大切な事だと理解した?」

聡美

「うん、マジやっと理解した。笑」

「自分にとって凄く大切な事なのに、これが分からないなんて、どうかしてるね、あたし。」

桃子

「聡美、ぜんぜん大丈夫なのよ。逆に言うと、この大切な事に気付かずに、今回の人生を終える人が、ほとんどなのよ。」

聡美

「ウソ?みんなとっくに、気付いてるんじゃないんだ?」

桃子

「だって、気付かないように、自分で、生まれる前に記憶を消してるのよ。気付かなくて当然じゃない?でも、気が付かない人生も、とても貴重な体験だから、それも素晴らしい人生なのよ。」

聡美

「じゃ、どっちでも良いんだ?」

桃子

「もちろんよ。」

「でも、途中で気が付いて、ハイヤーセルフと繋がって、最高の幸せと喜びを体験する人生も素敵でしょ?」

聡美

「あたし、出来たら、幸せと喜びを体験したいなぁ。笑」

桃子

「そう思うのは、聡美の自由なの。」

「神様からの最高のプレゼントは、私達の人生が、完全に自由だという事よ。神様は、私達人間を全く束縛していないのよ。選び放題の人生でしょ?」

聡美

「そうかなぁ。。仕事しないとゴハン食べること出来ないし、家賃も払えない。。結構、束縛されてる人生だと思うけど。」

桃子

「あら、そうかしら?」

「本当に聡美は束縛されてるの?」

「だって、今、幸せと喜びの人生を体験する!って、選択したばっかりじゃない?」

聡美

「確かにさっき、そう思ったわよ。でも、思ったからって、そうなるとは限らないじゃない?結局、今の現実が延々と続く確率のほうが、俄然高いと思うけど。。」

桃子

「そう思うのも聡美の自由。幸せと喜びを体験するほうを選ぶのも聡美の自由。」

「結局、自分の人生を決めるのは自分なの!」

「誰にも、神様でさえも、聡美の人生を邪魔する事は出来ないの。」

「この世に束縛なんてないのよ!神様が完全な自由を与えて下さったんだからね。」

聡美

「よく考えてみれば、そうかも。」

「今までの人生も、すべて自分が決めてたのね。」

「確かに誰にも邪魔されず、自分で選択した人生だったような気がする。なんか人生から逃げてきて、たどり着いたのが、今の現実って感じ。自己嫌悪だね。」

桃子

「よく気が付けたわね、偉いよ、聡美。」

「でも、自己嫌悪は止めて。悪いクセよ。さっきも言ったけど、気付かないで人生を終わる人達も大勢いるのよ。それも素晴らしい人生だけど。」

「聡美は今気付いて、幸せと喜びの体験を選択した。これも素晴らしい人生。もちろん、人生に良いも悪いもある訳ないけどね。」

聡美

「うん!また深く人生について気が付けた感じ。桃子、ありがとう。」

桃子

「聡美が、どんどん気が付いてくれて、私が1番嬉しいかもよ。笑」

聡美

「自由って、素晴らしい気分ね!」

 

自分の取扱説明書

 

神様からの最高のプレゼント、人生、選択の自由。

それに気付き、自由の素晴らしさを感じる、聡美。

自己否定グセを直しながら、本当の自分が、やりたいコトを探す旅は、つづくのであった。

「カフェ」の画像検索結果

桃子

「さ、幸せと喜びを体験する人生を選択した、聡美さん。笑」

「やりたいコトを探す前に、自己否定から、自己肯定に転換する必要があるわね。」

聡美

「自己肯定。コレ意外と難しいのよね、あたしにとって。」

桃子

「わかる。聡美の得意技、あたしなんて、だもんね。笑」

聡美

「もー、バカにしないでよ。だって、小さい頃からのクセなんだもん。」

桃子

「冗談よ。でも、そのクセ直さないとね。自己肯定の基本は、自分を愛する事、自分を満たす事。コレ簡単に言う事は出来るけど、自己否定の人生を歩んできた聡美には、すぐに出来ないよね?」

聡美

「うん。だって、自分を愛するなんて、考えた事もないよ。ましてや、自分を満たすなんて、意味が分からん。お腹を満たすなら、いつもやってるけど。笑」

桃子

「そうよね。遠慮や謙遜、自己犠牲を優先する、しんどい人生だったものね。」

聡美

「だって、自分を愛して、満たすって事は、他人に迷惑掛けちゃうじゃない?」

「自分勝手に、やりたいコトをやってたら、周りに迷惑掛けちゃうのと同じ事でしょ?」

桃子

「いよいよその問題ね。」

「聡美、よく考えて欲しいんだけど。」

「聡美が自分を愛して、自分を満たす事を優先したら、聡美は、どんな気持ちになる?」

聡美

「あまりやった事ないけど、悪い気持ちにはならないね、どっちかと言うと、良い気持ちになる気がするな。」

桃子

「そうよね。良い気持ちなのに、周りや他人に迷惑掛けるかしら?」

「もちろん、自分を愛するのと、自分を甘やかすのは、全く意味が違うからね。」

聡美

「うーん、よく考えたら、自分が良い気持ちなのに、周りに迷惑は掛けないか。」

桃子

「そうでしょ。逆に、やりたいのに遠慮したり、自己犠牲を自分に課してると、不満やイライラが溜まらない?」

聡美

「自分が我慢したり、遠慮すれば、周りは上手くいくと思ってたから。自分の気持ちなんて、意識していなかったなぁ。」

「そう言われれば、あたしの気持ちにの奥底に、不満やイライラがあったかもしれない。」

桃子

「自分が気持ちよければ、周りの人に優しく出来るんじゃない?」

「逆に、心の奥底に、不満やイライラを抱えてたら、自分に余裕は無いし、本当の意味での優しさは出せないかもね。」

聡美

「あたし、まったく逆をやってたんだ。自分が我慢したらOKだと思ってたけど、真逆だ。」

桃子

「良かった、気付いてくれたみたいね。」

「人に迷惑を掛けないように、って、育ってきたから、仕方ないよ。解釈が違ってたんだね。」

「人に迷惑を掛けないように、自分を愛して満たす。今日から実践ね。」

聡美

「こんな簡単な事も分からないまま、大人になったんだね、あたし。」

「でも、今、気が付けて良かった。」

「アレ?自分を愛して満たすと、良い気持ちになる。これって、引き寄せの法則、常に良い気分と似てるような。。」

桃子

「聡美、やるじゃない。よく気が付いたね。」

「結局は、良い気持ち、良い気分など、自分を大切に扱う事がすべてなの。」

「自分が、気分良く、気持ちよく、毎日を過ごせるようにしようね。」

「それには、自分に対して興味を持って、自分が何が好きで、どんな事をしたら、自分の心が喜ぶのかを見極める事も必要ね。」

聡美

「凄いVIP待遇ね。笑」

「自分を大切に扱うねぇ。。そこまでやっていいの?って、気持ちと、ちょっとワクワクする気持ちが半々よ。」

桃子

「トコトンやっちゃっていいのよ!」

「そして、自分の心を観察して、何が好きで、何をしたら喜ぶのかを知っていくと、ジワジワと自分のやりたいコトが浮かび上がってくるのよ。」

聡美

「なるほど!一石二鳥ね!桃子、何となくわかって来たよ、ありがとう。」

「よし!自分を大切に扱うぞ!」

 

幸福行きの列車

 

幸せはお金やモノじゃない。自分の外には幸せはない。幸せがあるのは、自分の内側。自分を幸せにしてくれるのは、自分だけ。久しぶりに師匠、桃子のレッスンを受けて、元気を取り戻した、聡美。

幸せの最大のポイント、やりたいコト探し。自分を大切に扱う事を認識し、自分が、気持ちよく、気分がいい状態で、毎日を過ごす。引き寄せの基本に立ち返り、やりたいコト探しの出口が見えてきたような。。

新たな気持ちで、エリにジワジワの法則を伝えようと、はりきって出社したのだが。。

聡美

「エリ、おはよう!」

エリ

「おはよう。暑くてやる気なし。」

聡美

「シャキッとしてよ、ジワジワのレッスン、今日から再開しようよ。」

エリ

「なんだか元気だね。師匠から、元気のモトでも注入されたの?笑」

聡美

「うん。たっぷりと。笑」

「じゃ、今日、終わったらね。」


終業時間となり、いつもの居酒屋に繰り出す2人。

聡美

「お待たせしたわね。もうバッチリだからね。」

エリ

「私、なんかダルイわぁ。呑むしかない!」

乾杯!!

「乾杯」の画像検索結果

聡美

「あたしがさ、基本的な事を分かってなかったから、エリの質問に答えられなかったんだ。」

エリ

「じゃあさ、やっぱり、私の望みである、贅沢三昧、遊んで暮らせる人生を手に入れたいのよ。」

聡美

「それね。笑」

「もちろん、あたしだって、大金持ちになりたいわよ。そしたら、会社も行かなくていいし、それこそ、遊んで暮らせるじゃない?でも、それって本当に楽しいのかな?」

エリ

「楽しいに決まってるでしょ!夢のような暮らしよね。」

聡美

「エリ、その夢の暮らし、しっかり想像してみて?」

エリ

「お、来たね~!聞いた事あるよ、リアルに想像したら望みが叶うって。それのレッスンね?よし、リアルに想像してみる!」

聡美

「え?違うんですけど。」

「ま、いいか。どう?想像できた?」

エリ

「まだ、細かい所は無理だけど、結構リアルに想像したよ。これで叶うの?」

聡美

「え?違うんですけど。」

「で、その想像した暮らしが延々と続くのよ。どう思う?」

エリ

「どう思うも何も、最高じゃん!で、いつ叶うの?」

聡美

「え?違うんですけど。」

「エリさ、今までの人生で、欲しくて欲しくてしょうがなかった物、手に入れたことある?」

エリ

「そりゃあ、私も人生経験は豊富よ。自慢じゃないけど、結構な品物も、手に入れた事あるわよ。」

聡美

「手に入れた時の気持ちはどうだった?」

エリ

「そりゃあ、天にも昇る気持ちよ!最高の気分だったよ!」

聡美

「その時の気持ち、今も続いてる?」

エリ

「え?それは、いくらなんでも無理でしょう。だって、随分前の話よ。もちろん、気持ちは覚えているけどさ。」

聡美

「そうなの、物質から貰う幸せは、長続きしないのよ。」

エリ

「ふーん。だったら、また買えばいいじゃん。」

聡美

「それだったら、例え一生遊べるお金があっても、欲しい物を買っては飽きる。その繰り返ししか、幸せを感じないよね?」

「そんなの本当の幸せって、呼べるかしら?」

「もちろん、やった事ないから、想像でしか言えないけど、買って飽きてを繰り返していると、それ自体も飽きてこない?なんだか、それだけの人生って、楽しくなさそう。」

エリ

「まあ、そうは思うけど、今よりマシよ!やってみたいのよ!」

聡美

「それ、ただの逃避じゃない?」

エリ

「もう、そんな事より、とにかく、今の人生がイヤなの!会社なんて行きたくないのよ!お金があれば、好きな事できるじゃん!とにかく、私は今の人生から抜け出したいのよ!」

聡美

「エリ、その気持ち、痛いほど分かるよ。だって、何十年間も、2人でその事を愚痴ってきたじゃない。」

「でもさ、それを言い続けて、あたし達の人生、少しでも変わった?愚痴れば愚痴るほど、どんどんぬかるみに入っていって、抜け出せなくなってたでしょ?」

エリ

「まあ、確かに。。あんた、夢も希望もない言い方するね。」

聡美

「逆よ逆!笑」

「あたし、引き寄せを教えてもらって、その答えもわかったのよ。」

エリ

「ぬかるみの正体?」

聡美

「そう。この間、おばさんから教わった、類は友を呼ぶ。覚えてる?」

エリ

「ああ、覚えてる、それが何?」

聡美

「今までのあたし達、毎日、愚痴ばかりで、最悪な人生を歩いてたじゃない?それって、その最悪な気持ちで毎日過ごしてたから、最悪の波動を出してたのよ。だから、最悪の出来事や人生が引き寄せられていたのよ。」

エリ

「でも、どうしろって言うのさ?最悪な毎日を最悪って思って、一体何が悪いのよ!」

聡美

「そう、そこよ。それだと、最悪のループからは抜け出せないの。」

「あたしが、引き寄せを教わって、とにかく毎日、良い気分で居るようにしたのよ。ほぼ無理矢理ね。最初は上手く出来なかったけど、少しづつ出来るようになってきたの。そしたら、現実が変わり始めたのよ。」

「これ分かるよね?無理矢理でも、人生に良い事を見つけて、良い気分を感じる。そうすると、良い気分の波動が出る。そしたら、良い気分の出来事や人生が引き寄せられたのよ。」

エリ

「なんだか上手く丸め込まれてる気分。」

「でも、前回より良く分かったわ。確かに、私の人生、今までずっと最悪続き。このままだと、一生これが続くってのは、よく分かったよ。バカみたいに、一攫千金を望んでる場合じゃないね。」

「じゃ、どうすりゃいいの?」

聡美

「やったね!エリ、やっとその気になったね!」

「幸福行きの列車へ、ようこそ!笑」

 

本気で人生を楽しんでるか?それがその人間の価値だ。

 

 

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聡美と桃子の引き寄せ物語
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